教育勅語を保育園児に「奉唱」させる「わかめ保育園」- 日本会議イベントで宜野湾 佐喜真淳市長 が閉会の辞を
教育勅語を暗唱させ、園児に「愛国教育」を叩きこんでいるのは塚本幼稚園だけではない。
那覇市首里にある「わかめ保育園」もまた、日本会議につらなり、園児に「君が代」斉唱させるばかりか、「教育勅語」を諳んじさせる。
以下はあの『日本会議』のホームページからの動画。
(2014年5月10日)
【動画】沖縄県祖国復帰42周年大会(5月10日) « 日本会議
まるでマスゲームのような体操演技と教育勅語を「奉唱」させる日本会議保育園。
この園児の「愛国教育」を歓び絶賛する、これら日本会議の政治家たち。
● 宜野湾市の佐喜眞淳市長
● 浦添市の松本哲治市長
● 沖縄市の桑江朝千夫市長
● 奥間亮・那覇市議会議員
これもそれも、沖縄に更なる基地負担を押しつけるため、日本会議は沖縄の園児まで利用する気だ。
2016年1月14日
今月24日に投開票される沖縄県宜野湾市長選。現職で与党推薦の佐喜真淳氏(51)の再選を阻めば辺野古移設の歯止めになることから、全国的な注目度も高い。
もっとも、それ以前にこんな人物を再選したら、宜野湾市民は常識を疑われることになりそうだ。
2年前に宜野湾市民会館で開催された「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」の動画がネット上で流れており、これに佐喜真市長も出席しているのだが、「まるで北朝鮮みたい」と突っ込まれるほどヒドイ内容なのだ。
オープニングでは地元保育園の園児が日の丸のワッペンをつけた体操着姿で登場。猿回しの猿というか、北のマスゲームように「逆立ち歩き」「跳び箱」をさせられ、それが終わると、全員で〈立派な日本人となるように、心から念願するものであります!〉と「教育勅語」を一斉唱和させられるのだ。
それが終わると日本最大の右翼組織「日本会議」の中地昌平・沖縄県本部会長が開会宣言し、宮崎政久衆院議員といった面々が「日本人の誇り」について熱弁を奮う。この異様な大会の“トリ”を務めたのが佐喜真市長であり、やはり「日本人としての誇りを多くの人に伝えていきたい」と締めくくった。
佐喜真市長が日本会議のメンバーかどうかは知らないが、善悪の判断がつかない園児に教育勅語を暗唱させ、一斉唱和させるなんて戦前そのものではないか。
こんな日本会議にどっぷりつかり、極右団体とも平気で手を結びあう。これら日本会議に連なる沖縄の自民党系右翼政治家たちの饗宴。
< 追加 >
2018年9月12日、沖縄県知事選挙のさなか、日刊ゲンダイがこのことを記事にしたと翌日に、この日本会議のページと動画が消えた。
ということで、以下に動画と日本会議のサイトに掲載されていた記事をここに貼っておく。
長い動画は一部だけが保存されていました。@liberal_dive さんの動画をご紹介。
沖縄県知事候補 佐喜真 淳 氏 「教育勅語暗唱」 pic.twitter.com/VgkXKLW2bT
— l (@liberal_dive) September 7, 2018
【動画】沖縄県祖国復帰42周年大会(5月10日)
大会では、実行委員長の中地昌平氏が主催者を代表して挨拶、また仲井眞弘多沖縄県知事から祝辞が寄せられ、宮崎政久衆院議員、松本哲治浦添市長、桑江朝千夫沖縄市長、佐喜真淳宜野湾市長らが出席され、祖国復帰へ込めた思いを語られた。
・祝電 仲井真弘多沖縄県知事
・来賓挨拶 宮崎政久衆院議員「日本国憲法が制定された時、沖縄県民の代表は参加していない。憲法は、47都道府県が参加して、正統な手続きを経て制定すべきだ」
・来賓挨拶 桑江朝千夫沖縄市長
・来賓挨拶 松本哲治浦添市長「ウチナーンチュである誇りは日本人であるという基礎に根付いてこそ花咲く」
・提言「祖国復帰は沖縄の誇り」
元教員 上原義雄氏
元日本青年会議所会頭 安里繁信氏
この教育勅語を園児に「奉唱」させていたのは 2014年の日本会議主催・祖国復帰記念大会ですが、前年度のものもご覧ください。
園児に #教育勅語 奉唱の前年度イベントでも#日本会議 主催のイベントを宜野湾市長として迎える #佐喜真淳
— オスプレイ不安クラブ (@ospreyfuanclub) September 28, 2018
場所は 宜野湾市民会館大ホール(宜野湾市役所の隣)
こういうことを市長としてやってきた佐喜真淳さんです。https://t.co/s8a48JrnWr
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