NHKは日本会議をどのように報道しているのか - 日本会議主催を一言も語らず、「祖国復帰大会」を「歴史や意義を伝える大会」と書きかえ報じる報道操作 !
あの NHK が
沖縄ニュースで日本会議に100万忖度 !
いや、
もうあきれはてるばかりだ。
NHK の夜のニュース。
沖縄神社庁 (日本会議) が主催するうようよしい『沖縄県祖国復帰45周年大会』を、
な、なんと、日本会議の名もヒタ隠し、大会の名前まで変えて報道。
同日、何千人規模の平和行進と県民大会放送する価値があるかどうかはわからない。しかし、
◆ 大会の実際の名称
『沖縄県祖国復帰45周年大会』
⇩ (書き換え)
◆ NHK の報道
『沖縄の本土復帰45年 歴史や意義を伝える大会』
◆ 大会の主催
【沖縄】5月15日 沖縄県祖国復帰44周年記念大会 « 日本会議
⇩ (書き換え)
◆ NHKの報道
「沖縄県内の企業の経営者などでつくる実行委員会」
は? なんだよこれは !
どこに書いてあるのかな。
しかも、もちろんだが、
この本土復帰45周年には、「5・15平和行進」(主催・同実行委員会、沖縄平和運動センター)がひらかれた。
12日、13日、14日にもわたる大きな大会だ。当日14日は名護市大浦湾の瀬嵩海岸で「平和とくらしを守る県民大会」というクライマックスを迎えた。
県民大会のほうは2200人 (産経新聞調べ) の参加者だが、
日本会議のほうは500人 (主催者調べ) 爆 !
まず記事を読んでみよう。
あなたなら、どちらを報道するだろうか。
NHK の報道にどんな政治的介入あるいは忖度があったのかは知らないが。
沖縄の本土復帰45年 歴史や意義を伝える大会 | NHKニュース
沖縄の本土復帰45年 歴史や意義を伝える大会
(ちなみに正しいタイトルは祖国復帰45周年大会である)
5月14日18時43分
沖縄が本土に復帰してから15日で45年になるのを前に、復帰の歴史や意義を次の世代に伝えていこうという大会が沖縄市で開かれました。
大会は、沖縄県内の企業の経営者などでつくる実行委員会 (そんな名称はない。波上宮=日本会議だよ) が6年前から毎年開いていて、主催者の発表で500人が参加しました。この中で、沖縄市の桑江朝千夫市長 (はい、自民党系チーム沖縄) は、「いま沖縄の経済が成長を遂げているのは先人たちの努力のたまものです。改めて祖国復帰に喜びを表しましょう」とあいさつしました。
このあと、興南高校野球部の監督として甲子園で春夏連覇を果たした我喜屋優 (非常に残念だが興南学園を現在右傾化させている) さんが講演し、「私の選手時代は復帰前で、沖縄は特別な存在でした。これからは本土と沖縄のいいところを互いに認め合うことで、スポーツはもとより観光や経済はさらによくなります」と述べました。
参加者は、このあと会場から沖縄市中心部までの1キロ余りをパレードし、本土復帰から45年を祝っていました。参加者の1人は「復帰45年を迎えて大変うれしいです。これからも世界に誇れる安定した日本の沖縄であってほしいです」と話していました。
日本会議、イベントだけは豪勢で、日の丸パレードと陸上自衛隊第15音楽隊のコンサートまでついている。
神道 + 軍隊 + 日の丸 とくれば、もうれっきとした「いつかきた道」そのものだな。
だが自民党系政治家やオール沖縄保守市長の会やお友達のネトウヨを動員しても、主催者発表でたかだか500人しかあつまらない。
※ まばらすぎではありませんか、会場は立派だが、お寒い会場。
ほかにも写真があったがうっかりと保存しておらず、ブログにそのまま載せたら、ツイートを消されてしまった。これしかない。
かたや、新基地反対と共謀罪反対をかかげ、2200人も集まる「復帰45年 5・15平和とくらしを守る県民大会」をみてみるがいい。
2200人、新基地反対訴える 名護・瀬嵩で5・15県民大会 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
※ 沖縄県民の固い意志と願いはここにある !
そして、問題は
大会をうようよしく報じる NHK 暗黙のメッセージ、「祖国」復帰を歓び、「世界に誇れる安定した日本の沖縄。そんな本土帰属の「歴史や意義」を県民に伝えようとする意図。
最後に、3年前の、同じ祖国復帰大会の模様を日本会議の動画でご覧いただきたい。
オープニングセレモニーに登場するのは
なんと、たちならぶ自民党系チーム沖縄の政治家たちの面前で教育勅語奉唱させ、マスゲームのようなものも演じさせる。
この集会は、森友学園にも負けぬ、まぎれもなき、
日本会議 の現場なのだ。
これこそ NHK が本土に包み隠さず伝えるべきものではないのか。
保育園児に教育勅語を「奉唱」させるような日本会議の 500 人ほどの大会ならぬ「小会」を、何をしれしれと隠して報道しているのだ ?
NHK は既にやばい。
ニュースでよむ原稿すら「どこか」から手渡されている。
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