【カルトとプロパガンダとエルドリッヂ】 エルドリッヂさんの沖縄を狙った本が再び出版されるそうです
- ご報告。またエルドリッヂさんが沖縄を狙った本を出版
- ファクト ( 1 ) 本土と沖縄の分断工作をしていたのは米軍です
- 第7心理作戦部隊倉庫 - 牧港補給地区補助施設とは
- ファクト ( 2 ) エルドリッヂさんの故郷はアイルランドです
- なぜエルドリッヂさんはカルト・プロパガンダに依存するのか !?
ご報告。またエルドリッヂさんが沖縄を狙った本を出版
エルドリッヂさんの沖縄を狙った本が再び出版されるそうです。
まーだ、このネタで本出すんですな。
「沖縄の背後には中国共産党ガー」
「人民解放軍ガー」
「反基地運動を担ってるのは沖縄県民ではナーい!」
マジでウケるんで
ここに記録しておくよ。
まず、基本的な歴史的事実から確認しましょう。
ファクト ( 1 ) 本土と沖縄の分断工作をしていたのは米軍です
これ有名な話で、米軍は懸命に本土と沖縄の分断工作のために多大な努力をしてきました。
守礼の光、皆さんのお宅にも残っていませんか ?
戦後のどん底を生きる沖縄人に、目を見張るフルカラー雑誌で沖縄人の心を吸着しようとした、これらの雑誌は沖縄を軍事統治する米軍が出版していたものです。
大切にスキャナーで取り込み、アップしてはどうでしょう。どのようなプロパガンダがおこなわれいたのか、その巧妙な手口は今の米軍プロパガンダのルーツともいえるものです。
(米軍が発行しているのでパブリックドメインですから著作権も問われませんよ。)
『守礼の光』を紹介したブログ
沖縄を統治しているあいだ、アメリカはさまざまな親善活動を通じて、「アメリカは素晴らしい」というプロパガンダ(宣撫工作)を流し続けました。
こうした広報活動のなかで、もっとも重視されたのが、無料で配られた『今日の琉球』と『守礼の光』という月刊誌です。『守礼の光』は1959年1月、『今日の琉球』から2年遅れて創刊され、1972年5月まで、のべ160号が刊行されています。『守礼の光』は、琉球政府が発行した『広報琉球』や『琉球のあゆみ』といった広報誌に比べ、カラー写真が多用された美しい雑誌だったため、人気を博しました。1968年の発行部数は9万2000部だったそうで、これは人口の1割近い数字です。
さて、これがどこで出版されていたかというと、
この米軍基地の内部だと考えられています。
第7心理作戦部隊倉庫 - 牧港補給地区補助施設とは
第7心理作戦部隊 とは
1972年時点の沖縄の米軍基地
沖縄県『米軍基地環境カルテ 牧港補給地区補助施設(施設番号:FAC6057)』 平成29年3月
右側の小さな赤い点も米陸軍「牧港サービス地区」で同機能を持っていた。
ここな、
米軍が秘密基地のように謎のプロパガンダ印刷物を大量に印刷していた倉庫は、今は民間の倉庫になっているけど、
Psychological Warfare【和訳】 心理作戦撮影地: 撮影日: 1966年 9月
まるで秘密基地。いや実際そうなのだが。
米国陸軍通信隊 沖縄関係米国陸軍通信隊 沖縄関係写真解説: 【原文】 Psychological Warfare【和訳】 心理作戦撮影地: 撮影日: 1966年 9月
米国陸軍通信隊 Psychological Warfare, Machinato Service Area.【和訳】 心理作戦、牧港サービスエリア撮影地: 浦添市牧港撮影日: 1967年 6月備考: 資料コード: 0000112319
牧港補給地区補助施設。
牧港サービス地区。
ここが米陸軍の第7心理作戦部隊の「作業場」で、ラジオ放送局もあり、沖縄宣撫政策やベトナム戦争など冷戦時代の太平洋域のプロパガンダ作戦の拠点の一つだった。
『キャラウエイは、沖縄の人達の関心を過去の琉球王国に向ける事で、彼らが本土復帰への空騒ぎを止めてアメリカ軍による支配を受け入れるようになるという幻想を抱いていました』
つまり、沖縄と本土を懸命に分断しようと心理戦を駆使してきたのは米軍さんのほうですがな。
現在は陸軍第7心理作戦部隊はカリフォルニアかどこかに本拠地を移しているが、
海兵隊は今どんな対沖縄心理戦を行っているか。
よーくまわりをみてみよう。
少なくとも、ネトウヨのボギーてどこんと連携して海兵隊の機密情報をネットに流出させ、世論を煽ろうとして解任されたエルドリッヂは、いまや極右カルト「幸福の科学」の幸福実現党党首「釈量子」や元生長の家原理主義の「仲村覚」と共に、草の根の心理戦を戦っているようだ。
ファクト ( 2 ) エルドリッヂさんの故郷はアイルランドです
故郷が沖縄、とか言ってますが、
エルドリッヂさんが沖縄でやったことといえは、海兵隊の政務外交部次長として内部動画をネトウヨにくれてやったことぐらいしか思い浮かびませんが !?
エルドリッヂ氏はアイルランド系アメリカ人だから、祖国といえばアイルランドで、家族と共にアイルランドに「帰郷」することもある。
そのアイルランドの歴史は、皆さんもご存じのとおり、イングランドの何百年にもわたる厳しい植民地支配をうけ、差別され、飢餓に苦しめられ、迫害され、分断され続け、多くのアイルランド人がディアスポラとして海外に渡った。
その背後にあったのは、もちろん英国のえげつないまでの分断工作である。
かつて私は、アイルランド移民博物館を訪れた時の写真を投稿したエルドリッヂさんに直接聞きましたよ。
沖縄はアイルランドに似てますね !?
つまり、暗にこういったつもりである。あなたのやっていることは、英国がかつてあなたの祖国アイルランドにやっていた汚い分断工作と同じことなんじゃね、と。
エルドリッヂさんは、それまでとは、一寸、間をおいた後、
いやむしろ沖縄はスコットランドに似ていると思います。
おおよその意味は通じているんですかね、これは。
しかし、今、スコットランドは、その自治権を大きく認められ、また独立のための選挙も行われた。
どれだけ県民投票や選挙で答えをだそうと、関係なく沖縄を埋めにかかるどこかの日本政府とは、
まったく違うんですわ。
【県民投票結果まとめ ➁ 】これが沖縄の答えだ ! - かくして沖縄の民意は示された。問われているのは、この国の民主主義。 - Osprey Fuan Club
英国と英国軍によって分断され蹂躙されたアイルランドでは、その飢餓と圧政の歴史のなかで、多くのアイルランド人が移民として海を渡っていった。
そんな歴史を知りながらも、カルト集団と組みしてまで米軍の対沖縄工作を続けるエルドリッヂさんの心のなかはどうなっているのか、
なぜエルドリッヂさんはカルト・プロパガンダに依存するのか !?
なんでですかね。
カネあるから !?
本が必ずハケるから !?
心理戦略としてとして効率的だから !?
もともと批評理論に弱く、
心理戦に脆い日本の土壌が見抜かれてますよ。
気をつけよう、
カルトとプロパガンダとエルドリッヂ