八重山日報特集 ④ ボギー手登根さんがお嘆きです - 2月末日、本土ネトウヨサポートの甲斐なく、八重山日報本島版配達がひっそりと終わる日
手登根さんが「残念無念」と悔しがる。
さらば、
八重山日報本島版。
ボギー手登根さんがお嘆きです。
なんですかね、八重山日報。公式ホームページなどにはお知らせも見当たらず、
「現在諸般の事情により沖縄本島版の新規購読のお申し込みを一時停止しております」新聞購読のご案内(沖縄本島版or八重山版) | 八重山日報 official website
そうして、関係者だけにいち早くこのような知らせが回っているのだろうか。
さて沖縄県石垣市に本社を置く弊社は、平成29年4月より「公平公正な視点からの報道」 (???) をモットーに沖縄本島版の発行を開始し、これまで1年10ヶ月に渡り「八重山日報沖縄本島版」の発行に努めてまいりました。
発行当初より、多くの皆様方のご支援に支えられ、確実に部数を増やし沖縄本島版をお届けしてまいりましたが、昨今の深刻な人手不足により配達員の確保にも困難を極めております。また弊社を含め新聞業界は非常に厳しい経営環境にさらされており、これらの状況を慎重に検討した結果、誠に断腸の思いではございますが、平成31年2月末日をもって八重山日報沖縄本島版の当日配達業務を断念せざるを得ないとの判断に至りました。
今後は八重山日報統合版として、沖縄県全体を視野に入れた記事の掲載に重点を置き、石垣本社で新聞紙面印刷し第三種郵便にてお届けすることになり、送料等の経費を含んだ下記の価格となります。・・・< 以下略 >
2160円 ⇨ 2700円
と値上がりも !
変な話だ。確実に部数が増えていれば本島版配達中止する必要もない。
しかし実際には、八重山日報本島版は一年と十ヶ月で実質上の終わりを迎える。
そもそも、手登根氏の掛け声よろしく、見切り発車ではしめた本島版、1年二年も続いたのは、ひとえに本土のネトウヨによる懸命なサポートあってのこと。
簡単に振りかえってみよう。
- 2016年、ボギー手登根が八重山日報本島版キャンペーン
- 2017年4月、ある本土企業の資金援助で本島版スタート
- 本土の寄付で八重山日報を沖縄に「置いてもらう」しくみとは
- 2017年12月11日、「米軍日本人救助デマ」で驚くべき記事をかもす
- 2019年2月末日、八重山日報本島が終わる日
2016年、ボギー手登根が八重山日報本島版キャンペーン
ボギー手登根が、沖縄本島にも八重山日報をと始めたキャンペーン。その設定目標は、当初、5000人の購読者契約が取れたなら、という話だった。
それで、そもそも石垣の発行部数5000~6000部と言われている新聞を、新たに既存の購読契約数と同じほどの新規契約を数ヶ月で集めることができるのか。
むろん、できるわけない。
手登根氏らの努力の甲斐なく、八重山日報は、結局5000人どころか、3月の時点で800人前後の新規契約しか取れなかった。
それでも見切り発車で 2017年の4月1日からスタートできたのは、実は、「ひとえに、ある本土企業の支援」のおかげだったという。
2017年4月、ある本土企業の資金援助で本島版スタート
800人あまりの契約でスタートできるのだから、まあ逆に言えば、本土ウヨの沖縄への介入執念は凄まじい。
八重山日報特集 ① うようよ新聞八重山日報、4つの疑問にお答えしよう !
八重山日報 Q 1 : 購読者予定数が確保されていないのに??? 資金は ? ⇦ 「ひとえに某本土企業の支援のおかげ」
八重山日報 Q 2 : 本島での配達はいったいどうやってるの ??? ⇦ 記者も総出で配達・・・って。
八重山日報 Q 3 : 購読料は高いんですか? ⇦ 8紙面しかない新聞が月額2,160円 (県外3,610円)
そう。
つねに沖縄ウヨ活動の資力は本土からやってくる。
どこの企業か極右宗教法人かはわからぬが、本島版は本土のネトウヨと本土の資本によって現実化されスタートした。
幸福の科学の「大学」学園祭で講演する八重山日報の仲新城誠編集長。この極右カルトとズブズブのなかである。
それが 2017年の4月のこと。
手登根らの全国展開キャンペーンのおかげで、ネトウヨ界隈であたかも必須アイテムのように語られながら、実はそれでも購読契約は伸び悩んだ。
なぜなのか、
まあいろいろ理由はあると思いますが、あえて言いませんよ。
https://mobile.twitter.com/fm21wannuumui/status/930210884009340929
県内での契約部数が 2800部。それを社員とボランティアが毎朝配達して回る。
想像しただけでも涙ぐましい状況である。
そしてまた再びの、
月並みな被害者妄想。
八重山日報の購読者数が伸びないのは「沖縄二紙のせい」だと本土ウヨの同情を集める我那覇真子。
このような反対派の暴挙をきちんと報道しているのは八重山日報だけです。
— 我那覇真子 (@ganaha_masako) August 8, 2018
その八重山日報は今2紙の妨害によって悪戦苦闘中です。
是非みなさま八重山日報を購読して応援してください!!2紙の圧力がさらに強くなれば、正しい現場の情報がまた私たちの元に届かなくなってしまいます。
県外でも可能! https://t.co/500wE1HIMe
いやあ、
我那覇真子は、なんでも「二紙のせい」だな。
幻の深海魚「リュウグウノツカイ」が読谷で水揚げされたのも「二紙のせい ! 」 といいかねない勢いだ。
こうしてネトウヨ市場は八重山日報本島版をこぞって推したが、、、、
それでも購読者は増えない。
その理由もあえて言いませんがね。
本土の寄付で八重山日報を沖縄に「置いてもらう」しくみとは
それだけではない。
その県内部数には、いわゆる本土からの寄付で沖縄本島に八重山日報を「置いてもらう」システムもあった。
つまり、本土の寄付で、沖縄の病院やいろんな場所に八重山日報を置いてもらう、という仕組みだ。
こういうのを、業界ではなんと呼ぶんですかね。
こたママ kotamama on Twitter: "【手登根さんに八重山日報を届けよう!】
しかしそれは必ずしもうまくいかなかった。
しかも購読者が増えれば増えるほど、その日に配達することは難しくなる。
なにせ自社の記者やボランティアまで動員して配達しているのだ。さぞかし疲労困憊だったに違いない。
そして散見された、八重山日報が届かない、配達が遅い、対応がない、などの悲鳴。今度もっとまとめて載せたいぐらいですね。
美ら海・沖縄 @110111112113
たった今、八重山日報の担当者から電話があった。📞 名護市内でも宮里区、南部の豊見城市でも同じように配達したはずが新聞が消えているという。噂では不審な黒いクルマが..営業妨害か? 新聞は今、届いた。 新しく、物珍しさに盗み取られる事件が何軒かあるようだ。
おかしいですね~、配達したはず、という新聞が消えているなんて~。新聞が盗み取られるなんて連続してあるんですかね。
そうですよ、だいたい3日に1回の配達が多いです。
— シェリー (@japanonly1) November 18, 2017
郵便局が配達してくれていないと思っていたんですが、八重山日報の配達が遅れているという話があったんで、郵便局に確認したら1通でも郵便があったら毎日配達していると言っていたので、多分ですけど配達が忙しくて郵送の方まで手が回らないのかと思う
じゃあ記者はいつ取材をするのか、
配達の合間か !?
ってことになるわな、当然。
2017年12月11日、「米軍日本人救助デマ」で驚くべき記事をかもす
そしてその年の暮れ。
八重山日報が、その社史にまた新たなデマの驚くべき記録を付け加えた。
米兵日本人救助デマ
(3) 2017年12月11日、あの八重山日報もさらなる壮大な世界を繰り広げる
なんと、八重山日報に、救出されたことに「感謝している」と語る「北部医療に携わる男性」が登場!
なんと、とうとう八重山日報は「救出された男性像」まで作り出してしまったのだ。
しかも、この記事をよーく読むとわかるのが、救出された男性が「話しているという」という、お得意の「~という」伝聞レ/トリックが使われている。
できるはずの取材を敢えてせず、「関係者」の「伝聞」のみで記事を書いた。
かつて八重山日報が拡散させた「ハーフ女子暴行事件デマ」では、情報源は手登根氏だったが、今回はどうだったのか。
八重山日報は謝罪はしたが、誰が「関係者」としてデマを流したのか公表されることもなく、記者が処分されることもなかった。少なくとも報じられているところでは。
2019年2月末日、八重山日報本島が終わる日
そんな八重山日報本島版が、
とうとう終わる。
ぼぎー手登根が「残念無念」と言っているのだから、
それはきっと喜ばしいことなのだ。
さよなら八重山日報本島版。
少なくとも本土への配達業務は終了です。
ほかにも数々の八重山日報レシェンド、ご覧ください。
共謀罪が可決された6月15日、第一面全部が我那覇真子のすごすぎ八重山日報。
産経に八重山日報称賛記事を書いたのは八重山日報編集長の仲新城氏だったオチ
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