『沖縄が危ない ! 』 と叫ぶ産経が危ない ! - 伝聞忍法「~という話」で記事を書く産経新聞、しかも、八重山日報称賛記事を書いたのは八重山日報編集長の仲新城氏だった、というオチ。
- 沖縄が危ないと叫ぶ産経が危ない !
- 八重山日報賛美記事を書いていたのは八重山日報編集長仲新城誠自身だった !
- 自衛隊員が二紙に何度も取材要請 ? ⇐ ホントだったら公務員として問題だが !?
- 謎の「報道協定」がある「という」情報源は、ニュース女子の井上和彦 !
- 産経お得意「~という話もある」という伝聞忍法 !
いや、もう
まんまコーヒー噴いたがな !
このサンケイ記事。
沖縄が危ないと叫ぶ産経が危ない !
【沖縄が危ない!】基地反対派の迷惑行為と自衛隊の地道な活動 「沖縄タイムス」「琉球新報」見て見ぬふり
産経ニュース
7月、沖縄で開かれた「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民の会」の集会で、購読紙を県紙から八重山日報に切り替えたという男性がこう発言した。
「ドクターから胃潰瘍を手術しないといけないといわれたが、県紙の購読を止めると3カ月で完治した」
手術しないといけないような胃潰瘍が、
八重山日報を購読するようになると三か月で完治 !
そのおカルトなメッセージ性、
そのうち幸福な宗教のように八重山日報を読んでカルマの刈り取りとか言いだすのではないか ?
それも相変わらずだが・・・。
しかーし、
コーヒー噴きスポットは
そこではない。
八重山日報称賛記事の一番最後まで読むと、
この記事のライターの名が記されている。
仲新城誠・・・
そう、
この人物。
八重山日報賛美記事を書いていたのは八重山日報編集長仲新城誠自身だった !
なんとなんと (笑) !
これは記事ですらないのだろう。
八重山日報の編集長が、
みずからしたためた
自画自賛広告 (プロモ) 記事なのだ。
さて、この「記事」とやらを確認してみよう。
自衛隊員が二紙に何度も取材要請 ? ⇐ ホントだったら公務員として問題だが !?
「何度も取材をお願いしているのに、県紙はほとんど報道してくれない」。こう嘆くのは自衛隊員だ。
先の大戦で激しい戦火にさらされた沖縄本島には、膨大な不発弾が埋まっている。自衛隊員は連日、手作業で信管を抜き取り、不発弾を安全化する命懸けの作業に従事している。
はい?
自衛隊員が何度も取材をお願いしている???
これ自体、話がおかしくないか。
スーダンで、福島で、熊本で、福岡で、
自衛隊員は活躍しているが、取材が必要ならそれは防衛省と政府を通じて広報すべきことだ。
しかも個人としての自衛官が公務を取材するよう要請したのか? それは可能なことなのか?
不発弾撤去に関しては、沖縄二紙ほどしっかりと伝えてきたメディアはない。それは沖縄の戦後の歴史と共にあった二紙の仕事、県民のいのちに直結する情報だからだ。
八重山日報はどのように 不発弾撤去の記事をのせているのか、参考のためにここに過去記事をのせておく。
八重山日報を称賛するウヨたちの本末転倒 - 不発弾処理の情報で大切なのは事前告知と避難情報であり、自衛隊活動報告ではない
八重山日報は、避難指示をしっかり伝えましたか?
住民に必要な情報を書くことが、地方紙の役割です。
不発弾処理は単なるネタではありません。
だからこんな要望が寄せられるんだよ。
むしろ問題なのは、
八重山日報の編集長・仲新城氏の言葉
自衛官が「何度も取材をお願いしているのに、県紙はほとんど報道してくれない」と語ったとあるが、
実際にいち自衛官が二紙に何度も自衛隊爆弾処理活動を取材するよう要請したのかどうか、もし要請したのなら、公務員、および自衛官としてどうなのか、
しっかりと ファクトチェックする必要がある。
しかし、県紙は県民の命を守る自衛隊の活動を、紙面からほぼシャットアウトしている。ジャーナリストの井上和彦氏によると、反戦意識の強い沖縄メディアの間では、自衛隊に有利な報道をしないという「報道協定」が70年代から存在するという。
謎の「報道協定」がある「という」情報源は、ニュース女子の井上和彦 !
しかも、
これまた情報源が
何のロケもせず、ネトウヨ三人組にインタヴューして BPO にかけられた井上和彦 !
普天間のデマを統一教会の信者から聞き取りする形で広めた井上和彦の若き頃。
産経お得意「~という話もある」という伝聞忍法 !
しかもまた (笑)
「存在するという…」という
いつものファクトチェックなき
お得意の又聞き記事。
そこからカルトまであと一歩だ。
なにせ胃潰瘍が三か月で完治したんだ。
「この八重山日報を購読して以来、足腰の痛みがなくなりました!」
「八重山日報のおかげで、すっかり夜の夫婦生活が改善されました ! 」
…という話もあるという。
もう、勝手にがんばってくれとしか言いようがない。
が、フェイクニュースだけは流すなよ。