八重山日報を称賛するウヨたちの本末転倒 - 不発弾処理の情報で大切なのは事前告知と避難情報であり、自衛隊活動報告ではない
沖縄戦では、空爆、艦砲射撃、戦車砲、あらゆる砲弾が打ち込まれ、不発弾となり今も見つかる。住宅やビル建物を建てる時、地下に不発弾がないか検査をしなくてはいけない。
そして、毎月不発弾は見つかる。
見つかると、処理する日にちを知らせ、
後日、住民が避難をした後、自衛隊がその発見場所で信管を抜く処理をする。
また、どうしても処理に手間ががかる場合は、自衛隊が持ち帰り改めて処理をする。
もちろん避難指示の情報は新聞、テレビ、ラジオで詳しく伝えられる。県民のいのちに関わる情報だからだ。
那覇市首里石嶺で19日不発弾処理 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
さて、見てほしい。
ネトウヨ手登根氏らの涙ぐましいキャンペーンで
購読予約目標にはまったく届かないままの見切り発車だが
熱心なファンがいるのはいいことだがね、たった3~4枚しかないという八重山日報の限られた誌面内で、沖縄本島のニュースを伝えるのは、さぞかし大変なことでしょう。
さて比較してみよう。
沖縄タイムスが (琉球新報も) 5月20日紙面で不発弾処理を告知、避難を呼びかけ。
一方八重山日報は逃げもしない処理完了ネタを取材し大きく扱い。3~4枚しかない八重山日報の紙面をこんなに大きく占領して、大丈夫ですかね。
八重山日報のファンは言っています。
「沖縄二紙は伝えない、おそらく八重山日報だけ・・・」
ちゃんと目は見えてますか?
ずーっと昔から、県民にとって大切なこと、当たり前のことを沖縄二紙はちゃんと伝えてきてますよ。
八重山日報は、避難指示をしっかり伝えましたか?
住民に必要な情報を書くことが、地方紙の役割です。
不発弾処理は単なるネタではありません。
処理完了の記事は避難する立場からしたらあまり意味が無い。処理完了は、その場で市の広報車が伝えてくれる。
夕方の地元テレビでもね。
八重山日報の、その伝え方は、まるで他人事の他県の新聞だ。
沖縄本島に住んでて、八重山日報だけ取ってたら、避難指示伝わるかな?
※ 沖縄タイムス、これが県民と共にあるメディアのあり方
不発弾処理の情報で、優先されるべきは、
まずもって処理の告知と避難情報であるべきだ。
八重山日報の公式ツイッターは・・・なんとご多忙のようで、今年1月9日から更新されていない。
八重山日報 (@YaeyamaNippou) | Twitter
それでは、公式ホームページではどうか。
不発弾処理の最新の記事はこちらですな。昨年の不発弾発見件数の報告。
不発弾 年間約30発 避難拒否 処理遅れも 石垣市、協力呼び掛け - 八重山地方の情報発信 八重山日報公式ホームページ
2016年12月9日 ... 石垣市内での不発弾発見件数が、今年1年間で約30発に達していることが、8日までに わかった。
いくら八重山日報が好きだからといって、ウソをついてまで持ち上げて。
不発弾処理は楽しむイベントでもネタでもない。
ましてや少ない紙面で大々的に自衛隊の広報を展開する場所でもない。
5月23日八重山日報(3)
— 美ら海・沖縄 (@110111112113) 2017年5月23日
陸上自衛隊の訓練内容を詳しく書いている。ここまで書くのは八重山日報だけ。写真は装備品の小分け方法。大型のリュックサックは「背のう」っていうんだね。(夜通し行進)というのもある。距離が、に、25キロ...ウソだろ。恐ろしい。さすが国を守る自衛隊である。 pic.twitter.com/xZs6qYuhfW
だからこんな要望が寄せられるんだよ。
こういうことだよ、結局は。
何も知らない内地のウヨにウソを言っても
ウチナーには通用しない。
ふーじんねーらんやー。