宮古島市議会の女性議員辞職勧告決議、その裏側で苛烈にネトウヨ動員を扇動していた小坪慎也市議 !!!
宮古島市議会が女性議員に辞職勧告決議。
いったい宮古島市議会はどうなっているんだ (怒) !?
我々は今日まで宮古島の一女性市議に対して SNS 上で展開されてきた悪質極まりない苛烈なネトウヨ動員を目撃してきた。そのほとんどは、以下も示すように根源的に極めて性差別主義的なものである。
「子供を連れて要請とは愚劣なり」と語る愚劣の極み手登根安則。
手登根安則という性差別主義者のゲスさ加減 - オスプレイ不安クラブ - うようよ対策課
また、そのセクシスト的なネトウヨ動員を告発する不安クラブの投稿まで、動員をかけて削除させるという恥知らず。
宮古島ママ議員を「愚劣なり」と叫ぶ、愚劣なセクシスト手登根安則がネトウヨ動員をかけ、こちらの批判記事は削除させる件 - オスプレイ不安クラブ - うようよ対策課
しかし、なかでも最も陰湿で執拗な小汚い動員を仕掛けたのは福岡県行橋市の悪質ネトウヨ市議小坪慎也だ。
小坪市議の決まり文句、
「戦うための武器をください」
「弾は準備した、あとは皆様次第、撃ち方はじめっ ! 」
などと、ホームページやツイッターやフェイスブック各種を使ってネトウヨを動員する、この品性のカケラもない福岡県のネトウヨ市議は、テンプレートまで用意して市議会と石嶺市議に小粒ネトウヨ動員を大量に仕掛けた。
この市議、こともあろうか、つい先日まで、ヘイト投稿常習者として24時間の凍結をくらっていた・・・
にもかかわらず、解禁と共に、ホームページだけでも5回投稿、フェイスブックでは6回、ツイッターでは数知れずのチェーン投稿でネトウヨを市議会と石嶺市議にけしかけさせたのだ。
ほとんどヘイト・スパム市議だな。
小坪市議の HP から一例を紹介。
「投稿削除された、石嶺香織(宮古島市議)死ね」とは言わないが、情緒的表現ということで許容されるのだろう。特にFBにアカウントを持っている方にはお願いがある。以下で述べるように、まったく反省の色が見られない。よって、皆様も「削除されるか実験」のお手伝いをお願いできないだろうか。テンプレートも用意した。・・・
もちろんこの言葉は、かつて幼稚園不足にブチ切れした匿名の女性の投稿をまねていることは間違いないが、しかしそれは「日本」という抽象的な権力、つまり政府に対しての一女性の切実な糾弾の言葉であった。
し・か・し、
ここで混合してはならない !
行橋市の市議という公人の立場にある人間が、市民の税金で生活し、市民を代表する議員でありながらも、具体的な女性の実名をあげ、
「石嶺香織 (宮古島市議)、死ね」
と書く。そして問題はそれが「情緒的表現として許される」と思いこんでいるところだ。
前述の中傷的な権力への批判の投稿を模倣したふりをしながらも、まぎれもなく、一女性市議、個人に向けて「死ね」と書く、悪質極まりない「脅迫文章」に他ならない。
そして、公人の立場を半ば利用して、この悪質な脅迫文章を読者に「シェア」するよう、うながす。
ご丁寧にも、住所やファックスや電話番号、テンプレートまで提供され、下劣な脅迫投稿に乗っかり、ひしめき合うのは、何百何千というネトウヨばかりではない。ちらほらと他県の市議など公人のコメントまで見受けられる。
福岡の行橋市議会ではこんなにも大っぴらに SNS でのヘイト活動を許しているのか ?
ちなみに、この小坪慎也市議。機動隊が沖縄県民に「この、土人が ! 」などと差別発言をした際には、大阪で日の丸をふって機動隊差別発言容認の集会まで開いた御仁だ。
沖縄県民に対する機動隊の「土人」発言は正当防衛、「石嶺香織は死ね」は「情緒的表現」として許され、一方で、女性や子供が標的になり続けた、基地があるが故の性暴力被害を訴える女性たちの切実な声は、「ヘイト」だ「差別」などと、どだい常軌を逸しているとしか思えない狂態ぶり。
市議が公人の立場で「石嶺香織、死ね」と煽って、シェアさせるのだ。
何を書いても許されると勘違いしたネトウヨたちの攻撃は、諸手をあげて怒涛のように石嶺市議と宮古島市議会に押し寄せた。
みよ。これが小坪氏らに煽られたネトウヨの「死ね」コメント、その現物だ。
琉球新報の控えめな表現では、「市議の家族に対して性的暴行を示唆するようなメールもあった」というが、実際のところは筆舌尽くしがたいほどの陰湿な大量のネトウヨ攻撃が、一気に宮古島を席巻したのだ。
FB投稿の市議に卑劣な中傷 家族への暴行示唆メールも - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
そんな未曽有のクレーム・ストーミングをうけるかたちで、
この唯一の女性議員に対して、辞職勧告を決議した。
しかも笑えるのは、その辞職勧告決議に名前を連ねる嵩原弘市議だ。
なんと嵩原弘氏は二年前の市議会一般質問で、辺野古反対運動の参加者は「辺野古基金からの日当と弁当付きでデモをしている」とデマ発言。後の取材で「(実際に)日当や弁当の受け渡しは見たことはない。インターネットで情報を得た」などと、所詮ネットで、のネトウヨ症候群ぶりを発揮。
このデマに対して嵩原氏は、議会の辞職勧告をうけるどころか、石嶺氏のように正式に謝罪することすらしていない。そんな人物までが名を連ねている。
※これについてはまた次回の投稿で詳しく取り上げたいと思う。
言い述べておくが、宮古島市議会には、女性議員は、一月に当選したばかりの若きママ議員、石嶺氏ただ一人であり、あとの25名はみな男性議員。
25対1
基地と隣合わせの生活を強いられ、兵士による性暴力に口を塞がれ、心の牢獄で苦しんできた沖縄の女たちの長い歴史、その女性たちの危機感と苦しみ、そして宮古島の水を守り、子どもを育てる現場のママたちの声を、この25人の男性市議たちはいったいどれほど代弁できるというのか。
基地と向かい合わせの生活を強いられてきた女たちの恐怖と苦しみの歴史は現実のもの。
女たちの声は現実のものだ。
その女たちの声を、今、
この驚愕すべき、反基地派の女性議員をターゲットにした魔女裁判議会、
あるいは、まさに投石処刑議会。
このままでは、宮古島市議会は「セクシストなネトウヨ議会」と誹りを受けても仕方あるまい。
今後、宮古島市議会のあり方自体が厳しく問われていくことになるだろう。
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続報
今日の宮古島市議会では、石嶺市議の一般質問になると、議長の制止も無視して、議員15名が申し合わせたように退席するという異常事態。
21世紀の日本に突如として現れた時代錯誤ミソジニー議会ここに極まれり。