宮古市議会 - 女たちの尊厳より、自衛隊と米軍海兵隊の「名誉」を慮る市議たちを、あなたは、どう思いますか。

2017年3月23日

宮古市議会の女性議員辞任勧告決議問題。

 

さて、当不安クラブでは

Part I  宮古市議会の女性議員辞任勧告決議の、その裏側で、小坪慎也市議らが醜悪な大量ネトウヨ動員を議会にかけさせていたことを検証し、

宮古島市議会の女性議員辞職勧告決議、その裏側で苛烈にネトウヨ動員を扇動していた小坪慎也市議 !!! - オスプレイ不安クラブ 〜うようよ対策課〜 

Part II そのネトウヨ攻撃を足掛かりに、宮古島市議会の「オール男性」市議たちがただひとりの女性議員である石嶺氏に辞任勧告決議を可決させた。過去にデマ発言、問題発言をしをまき散らす、あるいは問題発言でも、辞任勧告はおろか、謝罪も訂正もなく、つるりとした顔で市議を続けている者たちが、だ。

あまりにウヨウヨしい、宮古島「オール男性」市議による石嶺市議への辞職勧告決議 - オスプレイ不安クラブ 〜うようよ対策課〜 

 

しかし、なかには石嶺市議問題を「議会内の女性差別問題にすり替えようとしている」といい述べるウヨたちもいるので、ここは、しっかりと押さえておきたい。

 

いや、だから、

この問題は、そもそも根源において、

軍と性暴力の関係と女性たちが感じる脅威を言語化した女性市議に対し、男性市議たちがその声を封じ議会から排除しようとする、極めて女性差別的な問題 だということだ。

 

 

Part III

まず三回目の今回は、

石嶺市議の投稿は、本当に許しがたいデマ、あるいは差別発言だったのか、というところから始めたい。

 

広辞苑はデマを「事実と反する煽動的な宣伝」と定義している。 

また差別を「正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと」と定義している。

 

話題になった三人の人物の言葉を分析してみたい。

 

嵩原氏辺野古基金からの日当と弁当付きでデモをしている

現在進行形の状態を表す >

⇦「日当や弁当の受け渡しは見たことはない。インターネットで情報を得た」(爆)

 

② 古謝氏「 (反基地運動のせいで) 中城の海保職員の若い隊員が二名自殺した

過去形の事象を表す>

⇦ 11管区海上保安本部に直接確認したところ、そのような事象はない 。(爆)

 

嵩原氏も古謝氏も、この言説を裏付けする現在の証拠も過去の証拠も何ら提示することはできなかった。

それもそのはずだ。嵩原氏や古謝氏の言説は、沖縄の反基地運動を誹謗する政治的な扇動、嘘っぱちの悪宣伝、つまりデマ なのだから。

 

一方、

③ 石嶺氏「(自衛隊配備されたら) 絶対に婦女暴行事件が起こる

< 未来形の予見を表す >

 ⇦ 未来に関するデマなどは存在しない。ファクトチェックしようがないからだ。

 

だから、この予見に反論するのであれば、まず、自衛隊の側が「婦女暴行事件は絶対におこらない」ということを誓言し、そして実証していかなければならない。それだけの話だ。

 

なぜ予見に対して批判され謝罪されなければならない ?

それほどこの予見は「正当な根拠なき不当な言説 = 差別」的なものだろうか。

 

自衛隊と性犯罪

本土復帰後、わずか三週間のうちにおこった強盗未遂事件は、長年在沖米軍の性的暴力にさらされてきた島の女性たちに、自衛隊というもうひとつの軍、もうひとつの悪夢を刻印づけるものだった。

また、現実にこの三月だけでもどれほどの自衛隊員による性犯罪があったか、表ざたになっているだけでもこれだけある。

https://www.facebook.com/groups/1932029263697871/permalink/1970144509886346/

自衛官の名誉を汚したと議会で指摘されたので、「自衛官逮捕」で検索し、その中で「性犯罪」のみをピックアップしようとして驚愕しました、今年の3月ニュースになったものだけでこれだけでてきました。
関係者の方本当にお気の毒というレベルではないでしょうか

名誉を傷つけているのはまさに自衛隊員そのものという現実があります。

2017年3月7日
陸上自衛隊が強姦事件 屋外で女性に性的暴行を加える 久留米市
http://breaking-news.jp/2017/03/07/031137

2017年3月12日
16歳少女を官舎に、誘拐容疑で航空自衛官逮捕
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3006483.html

2017年3月11日
傷害容疑で自衛官逮捕 和歌山のスナックで女性巡りトラブル
http://www.sankei.com/west/news/170311/wst1703110041-n1.html

2017年3月11日
住居侵入容疑で自衛官逮捕 北海道・遠軽
http://www.nikkansports.com/general/news/1790583.html

2017年3月7日
女子高生の胸触った疑い 自衛官の男逮捕
https://www.tku.co.jp/…/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%…/

 

石嶺氏の言葉は、70余年にわたり、基地があるが故の、この島の女性たちが身体でもって感じ続けてきた脅威、口を封じられ心の檻に閉じ込められてきた女たちの性暴力の痛みと苦しみの言葉、島の女たちの歴史と経験に根差したおびただしい女性たちの身体的な脅威を、そのまま言語化したものだ。

そして、強行されつつある先島諸島自衛隊配備計画への女性たちの強い反対の意思でもある。

つまり、自衛隊の性犯罪被害という明白な根拠がある以上、石嶺市議の投稿は「デマ」でも「差別」でもない。

では、なぜ、あのネトウヨたちとそれに同調する「オール男性」市議は、石嶺投稿をそれほど問題にするのか。

 

それは、彼らが、女性たちの苦悩や女性たちの意思決定よりも、自衛隊と米軍海兵隊の「名誉」をおもんばかっているからに、ほかならない。

彼らが何の斟酌も共感もなく声高に「自衛隊及び米軍海兵隊が侮辱された」などと叫べるのは、彼らにとって重要なのは、自衛隊海兵隊のほうであり、身近な女性たちの苦しみの声や女性たちの意思決定などは、どうでもいい、と思っているからに他ならないからだ。

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海兵隊と性犯罪

彼らが被害者のよそおいで「自衛隊及び米軍海兵隊を侮辱」している、というなら、その米軍海兵隊隊員により心身ともに侮辱され、命すら奪われてきた者たちは、「加害者」だとでもいうのか。気は確かか。

自衛隊及び米軍海兵隊に対する侮辱とまで言うのであれば、先月リリースされた米軍内の資料を見てもらいたい。

沖縄の米軍基地だけでも、わずか2年間で38人もの未成年への性犯罪 pedophile (小児性愛) 犯罪の逮捕者だ。

この記事にも述べられているように、少なくとも36人が有罪、そして有罪確定の数はもしかしたら50人に達するかもしれない、そのほとんどが海兵隊の兵士だという。

軍隊と性暴力 – 狙われる子供たち - Osprey Fuan Club

この恐るべき実態。ほとんど日本国内のニュースにはなっていないが、沖縄県内で、このわずか2年間に50人におよぶ未成年への性犯罪があるという事実、そのほとんどが在沖海兵隊員によるものだ。
 
しかも、この日本では、泣き寝入りか、勇気を出して訴えても、声をあげた方が潰される。在沖米軍の兵士によるレイプ事件が起こると、必ず被害者女性をなじり誹謗し嘲笑する書き込みが、大量に SNS のコメント欄を席巻するのだ。
 
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日本の百年古い性被害者対応。・・・男性優先の社会が、女性軽視と男尊女卑思考を助長させ、性犯罪者への甘い対応と被害者へのせセカンドレイプにつながっているのではないか。

レイプ対策、日本は百年古い。男性優先社会の悪法 - Osprey Fuan Club

 

 

この国では、女性たちの命と暮らしの尊厳、女性たちの意思決定よりも、自衛隊や米軍海兵隊の尊厳の方がはるかに大切に考えられているのだという、この恐るべき事実。

 

そして、女が生意気に軍隊を批判すれば、ここまで叩かれるのはあたりまえだといわんばかりの高圧的な軍事優先思考の態度こそが、むしろこの日本の今の軍事化=戦前化のマインド・セット (思考様式) を如実に表す。

 

 

これからの宮古島市議会に注目 !

昨日、石嶺市議の一般質問の時間に、議長の制止もきかず、議会からそろって退席した十五名の「オール男性」市議たちは、今日は態度を軟化させ、議場に戻った。

これは、例のあれか?

調教師が、最初に一回強く叩きつぶして恐怖を味あわせ、その後は思い通りに動かそうとする調教術でもてんかいしたつもりなのか。

 

しかし、石嶺市議も負けてはいない。堂々たる初質疑だったと聞く。

 

さて、問題は、これらの「石嶺市議辞任勧告決議」にのっかった20名の議員、とくに議会途中で退席した15名の「オール男性」議員のみなさんのことだ。

 

有権者の半分はむろん女性たちである。

女たちの尊厳や意思決定よりも、圧倒的に自衛隊と米軍海兵隊の「名誉」をおもんばかるこれらの市議たちを、あなたは、どう思いますか。

 

女たちの声は現実のものだ !

宮古島市議会よ、

女たちの声を圧殺するな。

 

 

 (赤文字で示された20名の議員が石嶺市議辞職勧告決議を申し入れた「オール男性」市議のみなさんです。)

1 前里 光健 ⇦  途中議会退席議員

2 下地 勇德 ⇦  途中議会退席議員

3 濱元 雅浩

4 棚原 芳樹

5 粟国 恒広 ⇦  途中議会退席議員

6 仲間 賴信

7 國仲 昌二

8 石嶺 香織

9 平良 敏夫 ⇦  途中議会退席議員

10 上地 廣敏 ⇦  途中議会退席議員

11 仲間 則人 ⇦  途中議会退席議員

12 西里 芳明 ⇦  途中議会退席議員

13 高吉 幸光

14 富永 元順 ⇦  途中議会退席議員

15 新城 元吉

16 上里 樹

17 嵩原 弘 ⇦  途中議会退席議員

18 下地 明 ⇦  途中議会退席議員

19 佐久本 洋介 ⇦  途中議会退席議員

20 平良 隆 ⇦  途中議会退席議員

21 前里 光惠 ⇦  途中議会退席議員

22 山里 雅彦

23 池間 豊

24 下地 智

25 垣花 健志 ⇦  途中議会退席議員

26 新里 聰 ⇦  途中議会退席議員

 

 今年一月の宮古島市長選挙

一月の宮古島市長選挙のようす。残念ながら女性たちの支持が篤かった奥平一夫候補は落選。こちらの田中龍作さんの記事から。

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まるで軍隊の出初式のような選挙陣営ですね。。。

オスプレイ不安クラブ - ■ 宮古島市長選挙で際立つ日本の争点 ■ ▼ ジャーナリスト田中龍作氏の記事が興味深い。... | Facebook

 

 

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宮古島市議会に皆さんの声をとどけようではないか。

市へのご意見・ご要望|宮古島市

軍による性暴力に苦しんできた女たちの長い歴史を声にした議員を排除しようとする動き、自衛隊配備に反対して声をあげる女たちを沈黙させようとする議会に対し、メッセージを。

今、石嶺議員を擁護する応援メールを、

良心の言葉を、宮古島市議会に送りましょう。

ネトウヨに屈するな !

宮古島のの女性たちの声を守れ !