3月5日、産経デマを配信した Yahoo! が異例の謝罪  - 産経フェイクニュースを何らの躊躇なく拡散し垂れ流すポータルサイト、いまそのシステムを厳しく見直すべき

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三月五日、産経の沖縄ヘイトデマを常に忠実に配信してきた Yahoo! ニュースが異例の謝罪をした。

 

そのニュースを伝える BuzzFeed Japan

www.buzzfeed.com

 

 

おわびと訂正(米海兵隊員の日本人救出報道について)

Yahoo!ニュース

2018.3.5.

 

Yahoo!ニュースに配信された記事について、記事配信元の産経新聞社が2月8日、記事中の事実が確認できなかったとして、記事を削除すると発表しておわびしました

沖縄米兵の救出報道 おわびと削除(産経ニュース)
http://www.sankei.com/affairs/news/180208/afr1802080005-n1.html

 

 Yahoo!ニュースとしてもユーザーにニュースを提供した責任があるため、上記の間違いがあったことをお伝えする必要があると判断しました。事実関係に間違いのある記事を提供したことを重く受け止めておわびするとともに、以下ご報告いたします。

 

Yahoo!ニュースには産経新聞社から以下の見出しで2本の記事配信があり、Yahoo!ニュースのユーザーに提供しました。

  • 「あなたは真のヒーローです」…邦人救出で重体の米海兵隊員に祈りのメッセージ(配信日時:2017/12/10 22:40)
  • 危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー(配信日時:2017/12/11 09:00)

Yahoo!ニュースは昨年12月11日、上記のうち12月10日に配信された記事を「日本人救出で重体 米兵に祈り」という見出しをつけてYahoo!ニュース トピックスに掲出し、トップページにも出しました。

今年2月に産経新聞社のおわびと記事削除が発表されました。「日本人救出で重体 米兵に祈り」という見出しには事実として確認できない内容が含まれていました(トピックスはすでに削除)。

 

なお、「米海兵隊員の日本人救出」の関連で、Yahoo!ニュースが上記以外でトピックスに掲出した記事は以下の4本です。

(上:Yahoo!ニュースでつけたトピックスの見出しとトピックス掲載日時)
(下:トピックスに掲出した記事の見出し。カッコ内は配信元の新聞社名、執筆者名)

  • 「米兵が救助」報道 米軍否定(01/30 13:44)
    産経報道「米兵が救助」米軍が否定 昨年12月沖縄自動車道多重事故(琉球新報
  • 米軍が救助報道 産経がおわび(02/08 10:36)
    産経新聞>「米兵が救助」の記事削除 地元紙批判記事も(毎日新聞
  • 産経おわび 沖縄2紙コメント(02/09 08:44)
    産経新聞「事実関係の確認作業が不十分」 米兵の救出、沖縄2紙批判報道でおわびと削除(琉球新報
  • 沖縄2紙叩き 産経誤報の背景(02/15 21:53)産経新聞はなぜ間違ったのか~沖縄メディアを叩いた誤報の真の理由(江川紹子

 

産経の、デマ記事を書いた沖縄支局長・高木桂一ら五人の処分、そして今までさんざん産経のヘイトデマを忠実に配信してきたポータルサイト Yahoo! ニュースが異例の謝罪。

 

さて、この背景には、何があったのか。

 

少しでも日本のフェイクニュースの現場にメスが入った、日本メディアの福音としてみるべきなのか。

 

否。

 

この背景には、今回のデマが在日米軍自衛隊まで巻きこみ、日米両軍の諜報能力に凄まじい汚点を刻みつけたデマだったゆえに、かなり厳しいお叱り (処分命令) が「ウエ」から来たにちがいない、とみるのが妥当ではないのか。

 

そう。これだけは明確にいえる。まさに、この産経デマは在日米軍自衛隊、「両軍」の威信に傷つけた。

 

この顛末の後半部分は、まだ時間なく書いていないが、沖縄デマとヘイトが多すぎて手が回らないのだ。

uyouyomuseum.hatenadiary.jp

 

しかし米軍と自衛隊の威信を傷つけたデマにはこれだけの対応をしておきながら、

 

いままでさんざん沖縄県民を苛んできた産経の数々のフェイク記事には、産経は何の返答もしていないし、何の対応もしていないのだ。また各種ポータルサイトもしかり。

 

どちらに向いているメディアなのか。

軍隊にか国民にか。

 

やはりここに醜悪なまでのメディアの権力に寄りそう姿が見られる。

 

しかも産経フェイクニュースを拡散しているポータルサイトYahoo! だけではない。この時、楽天 Infoseek なども一斉に掲載して拡散している。

 

ちょっと読んだだけですぐ産経とわかるような、明らかに沖縄ヘイトをカップリングしたフェイク記事を、いそいそとありがたがってトップ記事にあげ、日本中の末端に無料で配信する各種ポータルサイト

 

uyouyomuseum.hatenadiary.jp

 

新聞や、テレビも見る時間のない若年層は、多くの情報をこうした無料のポータルサイトに依存しているというのに、そのポータルサイトがデマやヘイトを流し続ける。

 

uyouyomuseum.hatenadiary.jp

 

読んだだけで、これが沖縄ヘイトとセットの記事だとわからないほうがおかしい。いや、わかっていて掲載しているのだ、こうしたポータルサイトは。

 

こうした、自己チェック能力のないヘイトとフェイク垂れ流しの日本メディアの情況こそが、まさに今問題となっている。

 

今回の Yahoo の謝罪は、

小さな一歩だが、最初の一歩である。

 

何のチェックもなくフェイクニュースやヘイトを垂れ流し続けてきた日本の情報世界、その元凶となっているポータルサイトのファクトチェックシステムを厳しく見直すべき時がきたということだ。