和田政宗がどうやって国会答弁を仕組んだか - 沖縄戦生存者に「暴力をふるわれた」と、極右団体と一緒になって87歳女性を訴えたクズの仕込み
- 1) 沖縄にやってきて極右過激派グループと行動を共にする和田政宗
- 2) 87歳の女性を「暴力」で訴えた和田政宗
- 3) 「訴えた」と自慢しつつ、一方で「訴えてない」と記事を削除させてまわる
- 4) 自作「暴力事件」で、反基地運動は「極左暴力集団」の国会答弁を仕込むゲスさ
あまりのクズさに「それはいくらなんでも」と、
日本中が絶句した、
あの安倍親衛隊、和田政宗が話題になっている。
で、その和田発言は議事録から削除して「なかったこと」にする、都合の悪いことは全部「なかったこと」にできる自民党だ。
和田政宗議員「太田理財局長は民主党政権時代の野田総理秘書官をつとめた。増税派だからアベノミクスを潰すために、安倍政権を貶める為に意図的に変な答弁をしてるんじゃないか」
— umekichi (@umekichkun) 2018年3月19日
太田氏「それはいくらなんでも、いくらなんでも」
和田政宗、最低な人間。
この考え方はこいつが「そういう」奴だから。 pic.twitter.com/FBUfk0nldN
太田理財局長が「いくらなんでも」な詰問を和田政宗からされている時に、太田理財局長の真後ろにいる女性の表情が、またたくまにワナワナと怒りとも悲しみともつかない表情に歪んでいた。
— ANTIFA大阪 (@antifa_osk) 2018年3月19日
あの女性は財務省の職員だろうか。
人生で、たぶん初めて生ネトウヨに接近遭遇した方の表情。 pic.twitter.com/WSnjlvJnXr
— Tetsuya Kawamoto (@xxcalmo) 2018年3月20日
1) 沖縄にやってきて極右過激派グループと行動を共にする和田政宗
地元の有権者の皆さんは、和田政宗が沖縄でやっていることをご存じなのだろうか。
沖縄にやってきては、極右過激派団体と行動を共にし、
栗秋琢磨とは、
2) 87歳の女性を「暴力」で訴えた和田政宗
そして、あろうことか、沖縄戦を生きのび、米軍基地建設に反対するために辺野古に座り込む87歳のおばあさんを、「暴力」で訴えたのは有名な話である。
⇩ 87歳のおばあを「暴力」で訴え、したり顔で「戦わなければならぬ」とツイートする和田政宗。
和田 政宗 on Twitter: "5月に沖縄辺野古キャンプシュワブ前で
そして、いいトシした和田と極右団体の男どもがよってたかって、87歳の老女をからかい挑発し、訴えるための「証拠映像」なるものを撮ったのも、極右団体に連座するチャンネル桜の栗秋琢磨 (当時のネトウヨ名・油喰小僧) である。
これが彼らネトウヨのやり方。
下劣すぎて吐き気がするだろう?
それだけではない、87歳の老女を「暴力」で名護署に出頭させたあげく、街宣車で乗り付け、戦時中のサイレンをわーわーと鳴らし続け、そのことを、彼らは頭いい頭脳プレーだなどと投稿したのだ。
和田政宗らは、米軍基地の辺野古移設反対を訴える島袋文子さん(87歳)から暴行を受けたとして被害届を提出。
— ろじ (@logicalplz) 2018年3月21日
事情聴取の際、右翼の街宣車が名護署の前で空襲警報のようなサイレン音を大音量で流した。
戦争体験者である文子さんは激しく体調を崩し、聴取は中止された。
pic.twitter.com/qvPouJGtl7
3) 「訴えた」と自慢しつつ、一方で「訴えてない」と記事を削除させてまわる
さらにもっとドン引きなのは、ネトウヨには老女を訴えてやったと喧伝しながら、各社メディアには、自分は訴えていない、フェイクニュースを流すな、と恫喝し、記事を削除させて回った。
恥の上塗りに、和田政宗はこの時に挑発的撮影を行った同行者を自分で「我が党のスタッフ」と連呼しておきながら、後日、沖縄タイムスが「政党関係者」と報じると慌ててこれを否定し「取材もしていない」などといちゃもんをつける。自分で言っていたにもかかわらず、だ(笑)。
この件では、当不安クラブも Facebook 上の投稿がなぜか二回も削除され、アカウントまで消されかかった。
自分が「訴えた」と主張しながらも、自分は「訴えていない」と主張する、それが同時に頭のなかで矛盾なく存在できるのが、この和田政宗というネトウヨ議員なのである。
そして、さらに話は続く。
4) 自作「暴力事件」で、反基地運動は「極左暴力集団」の国会答弁を仕込むゲスさ
そして、
和田政宗と極右団体が自作した87歳老女の「暴力事件」、これこそを根拠として、和田政宗は、翌年3月9日に国会で、ある答弁を展開する。
和田が、国会の仕込み答弁で述べた「沖縄の反基地運動に極左暴力集団」をよくチェックすれば、こういう事だ。
トラメガをもって有名な極右団体と一緒にどやどやと辺野古にやってきて、現場写真を切りとり、手を払った老女を暴力で訴える。
それで「極左暴力集団」が暗躍などと言いだすわけだ。
その答弁では、なんらの具体的な「極左団体」の証拠も調査結果も出されていない。手をふり払ったり、迫ってくる相手の肩をおしたりするだけで、それで不当逮捕されたりする、その逮捕数や訴えだけで、この答弁は作り上げられ、
辺野古基地を強引に進める安倍政権に供出された。
87歳のおばあさんを「暴力」で訴えるなど、
本物の暴力団でもドン引きするだろう。
こんなことを平気でやっているのが、この宮城県出身の和田政宗という男だ。
こうした人物が、
心の党から引き抜かれて自民党に移る。
そして自由民主党広報副本部長となり、
こんなのけぞる答弁を展開する。
それ自体が、
いまの安倍政権のクオリティーを最も端的に表している。
つまり、
この政権は
どうしようもなく腐っている !
umekichi on Twitter: "今日の国会で、自民党から質問に立った和田政宗先生と安倍晋三先生のフェイスブックでのやり取り。