ニュース女子問題。これが地上波 Tokyo MX の対応か !!!
2017年2月25日
いやしくも地上波がデマと沖縄ヘイトを垂れ流しておいて、大きな問題ではないと、いったいどうなっているのか。
血税を投入して、公共の電波に沖縄デマのネトウヨ番組をのせ、71年間の沖縄の重く苦しい基地負担に声をあげてきた歴史を、遠い東京の地から笑いものにしたのだ。
これほどの轟轟たる批判をよそに、
それで局として「大きな問題がない」とは、怖ろしいテレビ局だ。
これほどまでに東京のテレビメディアの良心は腐っているのか。メディアの本分を打ち捨てたのか。
それどころではない。
どうやら「ニュース女子」のスタッフがわざわざ来沖し、24日の「山城博治さんたちの即時釈放を求める大集会」の集合場所で腕章もなく番組名も明かさぬまま撮影・取材していたというではないか。
ryukyushimpo.jp
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-450795.html…
「なぜここに来たのか」
「なぜ外国人の方が参加しているのか」
「高江や辺野古にいる人たちは日当をもらっているという話があるがどうなのか」
などを参加者に聞いてまわっていたという !
まだ懲りずにデマ番組を作りたいと思っているのか
Tokyo MX の外部機関である審議会から、「充分な対応とはいえない」と、異例の意見書を送られ、検証番組を制作報道するように求められているなか、
いったいこれはどういう「対応」なのか !
私たちの強い抗議の声は
Tokyo MX のビル内に一つも届いていないのだと、
そういうことなのだ。
それほどネトウヨ情報を堂々と拡散したいのなら、
MX の地上波アナログ報道免許を返上し、
チャンネル桜とでも合併するんだな !
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朝日新聞
沖縄巡る番組、MX側「大きな問題ない」 BPOへ報告
2017年2月25日00時55分
http://www.asahi.com/articles/ASK2S51XYK2SUTIL02J.html
沖縄の米軍基地反対運動を一方的な立場で伝えたとして批判が上がっている東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)の番組について、同局が放送倫理・番組向上機構(BPO)に出した報告書の内容がわかった。大きな問題はなかったとする一方、誤解を生む余地があったことは遺憾だとしている。制作の経緯も明らかになった。
MXテレビに「沖縄ヘイト」批判 米軍への抗議活動巡り
報告書は今月3日付でBPOに提出された。1月2日放送の「ニュース女子」について「事実を曲げた捏造(ねつぞう)やデマを報じるものではない」と説明。具体的な事実や取材に基づいて制作、放送し、放送法や放送基準に準じた妥当なものだとの認識を示した。特定個人や団体の名誉毀損(きそん)、差別、誹謗(ひぼう)中傷に当たる内容も「確認できていない」としている。
番組の中で、反対派を「テロリストのようだ」と伝えたことについては「『~みたい』と比喩的な表現が用いられており、事実として断定したものではなく、不適切ではない」。「韓国人はなぜ反対運動に参加する?」などと流したことについても「外国人の基地反対運動への参加の是非を断じたものではなく、差別や人権侵害に当たるものでもない」と説明した。
反対派が救急車の通行を妨害したと伝えたことに「事実に反するのではないか」との指摘が上がっている点については、反対派が道いっぱいに駐車していたため車で通れず、長時間足止めにされた地元住民から、同じ車列に救急車がいたとの証言を得たとして「反対派が救急車を止めた事実はないが、反対派が起こした渋滞により救急車が現場に着くのが大幅に遅れた可能性があるとするのが適切だった」と釈明した。
反対派に取材をしていないことは「目的が、今まで語られることの少なかった反対運動の問題点を伝えることにあったため、大きな問題があったとは認識していない」とした。
一方で、表現方法や演出の面では「違法行為を行う過激な活動家に焦点を当てるがあまり、平和的かつ適法に活動する方々に関して誤解を生じさせる余地があったことは否めず、遺憾。より多くの(同県東村)高江住民の声も聞くべきであった」とも記した。
BPO放送倫理検証委員会委員の経験がある東海大学の水島久光教授(メディア論)は「放送法上の問題はないと言っているが、受け手がどう理解するかを基本に考える放送倫理に照らしてどうなのか。テレビというメディアの公共性そのものが問われる」と話し、MXテレビの説明に疑問を呈した。
一方、東京都内では24日、番組に登場した沖縄の市民らが会見し「(番組への)抗議は常軌を逸している」などと主張した。