ヘイト・カウンターのススメ

2017年1月28日

■ ヘイト・カウンターのススメ ■

BuzzFeed Japan またしてもグッジョブ !

ネトウヨが大拡散祭りをしていた
韓国ヘイトのフェイク・ニュースサイト「大韓民国民間報道」
きれいさっぱり消え去りました。

▶ 広告収入目当てのフェイクニュース

このフェイクサイトの管理者は25歳の無職の青年。政治的な心情はない。韓国は好きでも嫌いでもない、という。

こんな有害ヘイトサイトを運営していたその目的は、
政治的目的や民族憎悪からでもない。
「広告収入」目当て、それだけのためだ。①

だからだろうか、一枚目の写真を見ていただきたい。「韓国ソウル市内で大規模なトランプ大統領退陣デモ、放火に銀行襲撃」という偽ニュースには、実際の韓国のデモ写真を加工するでもなく、ギリシア暴動の写真をそのまま盗用するという雑な作り。

しかし、実際にはこんなものがネトウヨによって大拡散され、それが広告収入につながる。 (実際には赤字だったらしいが)

興味深いのは、青年が語るように、ネトウヨ・ヘイト情報の方がファクトチェックもせずに歓んでシェアされるということ。

こんなセックスと民族を絡めた典型的な典型的ヘイトデマが、なんと2万件もシェアされる。カウンターなどとても追いつかない。②

▶ ヘイト需要が拡大した日本の背景も問うべき

ふつふつと不満と憎悪が湧く、そこに必要なのは、そのニュースの真偽ではなく、なんでもいいから他者を攻撃する材料だということ。

なんという野蛮な貧困さの蔓延だろう。

自称リベラルの人々は
「だからさ、ネトウヨはスルーしましょうねー」
と簡単かつ涼しげに言いはなつが、

自分がスルーしてきたご近所のヘイターたちが一丸となって、自分ではない誰か (沖縄や、在日外国人や、女性や、障がい者) を攻撃しているということに関しては、まったく他人事だ。

かたや、偏見と憎悪のターゲットにされる者たちは、辛淑玉さんも語るように、「一方的に攻撃されているのに、それが被害であること、ヘイト・スピーチであることを、被害者の側が実証しなければならないという理不尽な立場」にいやおうなく立たされる。③

沖縄の反基地運動は、こうしたデマとヘイトにどれだけの精神的な疲労と物理的な労力を奪われてきたことか。

▶ ヘイトやデマは「スルーしたほうがいい」のではない

ひとつひとつのデマやヘイトに立ち向かうのは大変なことだ。
簡単に模造され量産されるデマを反証するのにも膨大な時間がかかる。

しかし、どんな小さなカウンターでもいい。
どんなに小さなアクションでもいい。
SNS を利用するかぎりは、
デマやヘイトにカウンターするための知性と勇気をもって、
そろそろ、本土の人にも始めてほしい。

➡ 友達や知り合いには、これ、デマだよ、と伝える。

➡ 悪質な差別語ヘイト投稿を見つければ、FB や Twitter に報告する。(人種民族差別では削除される確率が増えてきた。) ④

➡ FB グループ内のヘイトデマ投稿には、「いいね」「ひどいね」などを押すことなく、コメント欄で否の意思を書き残す。(投稿者ではなく、その投稿を見る人々にその情報を伝えるために。)

➡ ヘイト対策に積極的な団体やメディアにメッセージを送るのも手だ。(BuzzFeed では継続的にこうしたフェイクニュースを取材し追求してくれている。) ⑤

身近にあるデマやヘイトにカウンターすること無くして、
差別や悪政に立ち向かうことはできないし、
リベラルのふりをすることもできない。

ヘイトやデマを見過ごさない。
諦めることなく、みんなでもう一度
SNS の時代にどうヘイトと向きあうかを考えてみよう。

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① 韓国デマサイトは広告収入が目的 運営者が語った手法「ヘイト記事は拡散する」
https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/korean-news-xyz-2?utm_term=.ngWoV3Wa8
② 大量拡散の「韓国人による日本人女児強姦」はデマニュースか サイトは間違いだらけ
https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/korean-news-xyz?utm_term=.bd9A88Egp9#.doQQyyb0qG
辛淑玉さんが思いを語る。
https://www.facebook.com/shinsugok/posts/1858584317717794
Facebookが韓国デマサイトを追放 日本でも導入されるフェイクニュース対策とは
https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/facebook-fakenews?utm_term=.ukJLYY6Wno#.gk6PbbRv8y
⑤ 「BuzzFeed Japanでは、デマや不正確な情報、いわゆる「フェイクニュース」を継続的に取材しています。そう思われる情報や、そうした情報を拡散している公人を見つけた場合は、BuzzFeed Japanのニュースチーム(japan-report@buzzfeed.com)までご一報をお願いいたします。」

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