Osprey Fuan Club ウヨウヨ対策課

沖縄に関する様々なフェイクニュースを検証し、ファクトを発信するブログメディア

県民大会の送迎バス事件を問う ② 共同通信社の記事内容がフェイクニュース並みの件 (怒)

誤った報道がデマやヘイトを増殖させる。

 

県民大会での送迎バス運転手の一件だが、

 

共同通信社が、運転中のスマホ操作をしたことなどはいっさい記述せず、県民集会の中傷ツイートをしたことで謝罪・辞職となったと報道・配信。

 

この情報の歪みがいったい何を意味するのか、共同通信の記者は理解したうえで記事を書いているのか !

 

これでは「沖縄では基地反対運動を中傷しただけで謝罪・辞職」というフェイクニュースを共同通信社みずからが発信しているということではないのか。

 

まさか意図的な共同通信社フレーミングではあるまいな。

フレーミング効果 | 社会心理学

フレーミング効果とは、「報道の枠組みの呈示の仕方によって視聴者に異なるインパクトが生じることをフレーミング効果と呼ぶ。同じ事件や事故でも、どこに重点を置き、どの視点で描くかによって、視聴者の受け取り方は変わってくる。

 

まず、先月29日に辺野古で開催された「4・28区恥辱の日を忘れない県民集会」の送迎バスの運転手が、運転中に写メをとり、業務中にネトウヨツイートをしていた件について、翌30日にこの不安クラブで告発したが、

 

 

4月2日には沖縄タイムスがその事件を報じ、少し遅れて共同通信が記事を配信、そしてその共同通信の記事を全国の紙面が取り上げることになった。

 

まずは、あまりに異なるその2つの記事を読み比べていただきたい。

こちらは沖縄タイムス。 

バス運転中にスマホ動画撮影、投稿 辺野古集会の送迎車 国が調査へ | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

バス運転中にスマホ動画撮影、投稿 辺野古集会の送迎車 国が調査へ

 4月29日に名護市辺野古で開かれた県民集会で、読谷村の参加者を送迎した貸し切りバスの20代の男性運転手が、運転中に集会の様子をスマートフォンで撮影し、自身の短文投稿サイトツイッターに投稿していたことが1日、分かった。内閣府沖縄総合事務局は「とても危険な行為」とし、調査する方針。参加者をあざける書き込みも複数あった。

 投稿した写真は運転席から撮られ、速度計は時速20キロ前後を示し、走行中だった。男性が勤める本島北部のバス会社の代表が1日、事情を聴き、乗客を降ろした後に撮影したことを認めた。ツイッターは一般公開されていたが、同日正午までに非公開となった。

 貸し切りバスは、読谷村職員労働組合が旅行社を通じて手配し、職員や子どもを含む村民約40人が乗車。乗車中にもスマホを使用したかは確認されていない。同社は運行中の携帯・スマホの使用を禁止する指導をしていたという。

 男性は集会参加者の写真に「辺野古反対の奴らの送迎 こんなとこ来たくねーわ」「こんなに暇人が居るんだや(笑)」などと投稿。

 集会では元米海兵隊員の暴行殺人事件の被害者への追悼も行っていた。男性は同社代表に「被害者のことも分からず安易な気持ちでやってしまった。反省している」と述べたという。

 代表は同日午後に村職労を訪ね、謝罪。村職労の新垣学委員長は「集会にどういった社会的意味があるか分からなかったと思うが、同じ県民として残念」と述べた。

 

一方、共同通信社の記事では、

辺野古集会「来たくねー」 参加者送迎のバス運転手が投稿 - 共同通信 47NEWS

辺野古集会「来たくねー」参加者送迎のバス運転手が投稿

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の護岸工事着手に抗議する集会で、参加者を送迎したバスの20代男性運転手が辺野古反対の奴らの送迎 こんなとこ来たくねーわ」などとツイッターに投稿していたことが2日、分かった。

 勤務先の同県恩納村の観光バス会社は事実関係を認めて謝罪し、運転手は退職したという。

 政府は4月25日に護岸造成工事に着手し、抗議集会は29日に開催された。同社などによると、バスは労働組合が旅行会社を通じて手配し、読谷村職員ら約40人が乗車していた。

 

なんと言うことだ !

バス運転手の危険運転などについては、いっさい記述されず、

 

あたかも運転手が辺野古に行きたくない」とツイートしたために、謝罪・退職の憂き目にあった、という話にすり替わっているではないか !

 

当然のことだが、バス運転手がネトウヨ・ツイートしたからといって、バス会社が謝罪し、運転手が辞職するなどということは、あ・り・え・な・い。

 

そんなことがあれば、日本中のネトウヨはみんな辞職に追い込まれているはずだ。

 

ところが、共同通信社の記事では、読者は誤って「基地反対運動を中傷する書き込みをしただけでクビになるような通常考えられない現状が沖縄にはある」と誤った解釈するしかないほどに、情報が切り取られ、奇異な報道にゆがめられている

 

当然このような反応が噴出する。

twitter.com

twitter.com

twitter.com

 

あげくにあのレイシストはすみとしこが (怒)

twitter.com

 

 

どうなっている、共同通信 !

誤った報道はデマやヘイトを増殖する。

これでは、反対派が言語封殺していると騒ぐネトウヨの投稿とどこが違うというのか。

 

それでなくても、沖縄をめぐる状況は悪意あるデマとフェイクニュースに包囲されている。

 

 この事件で国が調査に入ることとなったのは、まずもって運転手が走行中にスマホ操作をしたからである。

 

それとも、本土では、スマホ操作しながらバスを運転することは一切問題に問われないのかね。

 

共同通信社

記事を修正し、もう一度正しく報道せよ !

 

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無論だが、運転中のスマホは禁止であると国交省も業界団体などに徹底している事例である。

www.itmedia.co.jp