Osprey Fuan Club ウヨウヨ対策課

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震災復興大臣 と 沖縄担当大臣 の違いとは ー 沖縄へのオリエンタリズムはかくも根が深い

2017年4月26日

くしくも辺野古の護岸工事が話題となった昨日、

東北よりも東電の復興が大事だった東電興大引責辞任

今村復興相が辞任 震災巡る失言で引責|佐賀新聞LiVE

だいたい、首都圏の電力供給のために遠く離れた福島に原発をつくっておいて、電力はもらっておきながら、

自主避難者が帰還するかどうかは自己責任」とか、

「まだ、東北のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりすると、ばく大な額になる」とか、

どこまで東京中心エゴイズム政権なんだよ、という話だが。

 

だが、これを思うにつけ、

暗澹とした気持ちになるのだ。

帝国の土人担当抑圧大臣・鶴保のホは、

何故いまだ閣僚として生きながらえているのか。

帝国の土人担当大臣、鶴保のホ - オスプレイ不安クラブ 〜うようよ対策課〜

鶴保庸介 に対する画像結果

 

例えば、他県の人たち、例えば東北の人たちを「土人」呼ばわりしたとしても、

土人発言は「ことさら人権問題と考えることではない」

土人発言を問うことは、むしろ、言論の自由、社会の自由が著しく損ねられるという論争になっている」と言えるのだろうか。

 

他県ではなく、沖縄に向けられた差別発言なら、

その戦慄度合いが幾らかでも弱まるというのだろうか。

 

米軍基地が沖縄のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりすると、ばく大な被害になる」と言ったからといって、

それで責任をとって、ちゃんと辞任していただけるのだろうか。

総理がそれで謝罪したりしてくれるのだろうか。

 

なぜ沖縄だけに土人発言が許され、

なぜ沖縄だけに米軍基地が集中するのを当然とみるのか。

 

沖縄へのオリエンタリズムはそれほど根が深い。

 それを意識している人もほとんど少ない。

 

 

みよ、この記事の中にも、これまで数々あった沖縄への政治家のデマやヘイトは一つも入っていないではないか。

 

今村復興相以外にも政治家の差別暴言

「(水俣病患者の文章に)IQ低い」「女性は産む機械

今村復興相以外にも政治家の差別暴言「(水俣病患者の文章に)IQ低い」「女性は産む機械」 | ビジネスジャーナル

「(東日本大震災は)まだ東北で、あっちのほうだったからよかった。

 この発言で、自民党今村雅弘氏が復興大臣を辞任した。問題の発言は4月25日、自民党二階俊博派のパーティーで飛び出した。

 今村氏は4日の記者会見でも、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う自主避難者について「本人の責任」と発言した上、質問した記者に「出て行きなさい」「うるさい」と激高するなどして、批判が集まっていた。

 度重なる失言に、安倍晋三首相も「被災地のみなさまのお気持ちを傷つける、きわめて不適切な発言がありました」「内閣総理大臣として、あらためて被災地のみなさまに深くお詫びを申し上げたいと思います」と謝罪、後任には自民党吉野正芳氏が就任した。

 復興相、さらには福島原発事故再生総括担当を兼任していながら、被災地および被災者に対して無神経な発言を繰り返す姿勢は言語道断だが、政治家に失言はつきものだ。

 たとえば、原発関連で思い返されるのは、2014年の石原伸晃環境大臣の「最後は金目でしょ」発言だ。

 石原氏は同年6月、福島第1原発事故で発生した除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設について、「最後は金目でしょ」と記者団に対して語った。建設候補地との交渉を交付金などの金銭で解決するような姿勢に批判が集まり、後日、建設候補地の福島県大熊町双葉町の町長および福島県知事の佐藤雄平氏に謝罪した。

 東日本大震災関連では、東京都知事時代の石原慎太郎氏も、発生直後に「(津波は)やっぱり天罰だと思う」と発言して謝罪したことがある。しかしながら、その後行われた都知事選挙(11年4月10日)では大差で4選を果たした。

 

石原慎太郎北朝鮮水俣病患者にも過激発言
 

 慎太郎氏は、ほかにも問題視されるべき発言を残している。今、緊迫化している北朝鮮については、以下のようなものだ。

私は半分以上本気で北朝鮮のミサイルが1発落ちてくれたらいいと思う」(「週刊ポスト」<小学館/00年12月29日号>)

「僕が総理大臣なら、実は百人近くもいるという拉致された日本人をとり戻すためになら北朝鮮と戦争をおっぱじめるよ」(「週刊文春」<文藝春秋/02年9月6日号>)

「(北朝鮮と)日本は堂々と戦争したっていい」(『サンデープロジェクト』<テレビ朝日系/02年11月10日>)

 差別的な発言にも事欠かない。初めて都知事の座に就いた1999年には重度障害者が治療を受けている病院を視察した後、「ああいう人ってのは、人格があるのかね」「絶対よくならない、自分が誰だかわからない」と語ったのだ。

 さらに、環境庁長官時代の77年には、水俣病患者の施設を視察後に「これ(患者から渡された抗議文)を書いたのはIQが低い人たちでしょう」「補償金が目当ての“偽”患者もいる」と言い放ち、後に患者らの前で土下座して事を収めた。


「2007年、柳澤伯夫厚生労働大臣の『女性は産む機械』発言も大きく物議を醸しました。講演で少子化対策について『15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは1人頭でがんばってもらうしかない』などと語ったものですが、批判を浴びたものの、結局辞任には至りませんでした。ちなみに、柳澤氏は今村氏と同じ東京大学法学部出身です。

 慎太郎氏の場合は歯に衣着せぬ発言が持ち味となっている感がありますが、政治家は言葉尻をとらえて攻撃されるのが常のため、失言は命取りになります。しかしながら、脇が甘い議員が多く、失言による失脚は後を絶ちません。