翁長知事をホテルで待機させ、その後四か月間も面談拒絶した、あの「粛々」の菅が、知事の通夜に来る - 否、粛々とホテルで待機してもらうべきだったのだ。違うかな。
ここまで腹黒な政治家を
めったに見たことがないので、
嘘つきの悪業政治家が落ちると伝えられる地獄とは、どんな地獄なのか、調べてみたくなった。
8日死去した翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事について、菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で、「突然の訃報(ふほう)に大変驚いており、謹んでお悔やみを申し上げたい。知事になられてからは政府と立場が異なる場面もあったが、2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」と語った。
菅氏は「翁長知事の沖縄にかける思いを受け止めて、(負担軽減などを)目に見える形で実現するという思いで取り組んでいきたい」と述べた。
一方で、反対派の翁長氏と激しく対立してきた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題については「原点は、普天間飛行場の危険の除去と返還。日米同盟の抑止力の維持、普天間の危険除去を考えたときに唯一の解決策であることに変わりない」と話した。
いつもの「唯一の解決策」(= 辺野古) や「目に見える実現」(= 辺野古) などという詭弁にもうんざりだが、
「2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」とか、
誰の言葉かと聞いて、のけぞるだろう。
翁長氏のお通夜の今日、この時に、よくもこんなクソで下劣な嘘がつけるものかと。
根っからの性根の腐った政治屋。
そもそも
2014年12月10日
いい正月が迎えれるといった前仲井真知事を、県民は全力でもって否定した。その答えが、あの圧倒的な票差での翁長知事誕生だった。
就任してまもなく、12月24日に翁長氏は上京した。安倍晋三首相や山口俊一沖縄担当相ら沖縄関係閣僚との会談のためだったが、
翌25日に、同日中の日程調整が厳しいと連絡があり、誰とも面会できないまま知事がホテルで待機という、信じられない屈辱的な対応を受けた。
その翌日の26日午前の閣議後の記者会見でも、翁長知事が安倍晋三首相や菅氏らとの会談を求めていることについて
と菅が明言。
さらに、その記者会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関して
「決まったことなので、他の事業と同じように進めるというのが基本だ」
と強調した。
圧倒的な県民の支持を受け誕生した翁長知事に、菅は、会うつもりなど、さらさらなかったのだ。
で、結局、沖縄基地負担軽減担当相である菅は、いつ「翁長知事」に会ったのか。こちらの記憶が正しければ、
菅・翁長氏会談で枝野氏「会わないことが異常だった」 :日本経済新聞
それは翌年の4月5日だ !
また記憶にも新しいのは、米軍機からの落下物に対し、翁長知事が上京し、連日の抗議をしたが、
昨日夕方首相官邸にいながら、安倍総理は翁長知事の米軍ヘリ落下物での抗議のため官邸を訪問した翁長沖縄県知事に面会せず、自分はその後芸能人と会食に出た。総理といえるか。
— ike1962 (@8icsRtq8Pz2NoMi) December 16, 2017
しかし、総理は、松本人志や古市憲寿との会食に三時間も費やすも、翁長知事には会おうとはしなかった。
菅とは、わずか10分、面談しただけだ。
それで、いつ「翁長知事」と「2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」のか。
故人相手だと、好きなことを言い放題だが、それこそが、人の生きる道にもとる、許されぬ故人への冒涜だ。
それで、ちゃっかりと通夜に来るというが、
沖縄では通夜は家族とか親しい人だけが訪れるものだ。
「年内は会うつもりはない」といった粛々の菅が、なぜつるりとした顔で「話し合いをよくした」などと語り、 のこのこ通夜にやってくるか。
恥を知らぬ顔。
このような人の道を知らぬ嘘つき政治家は、
粛々と、ホテル待機で十分だろ !!!
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