Osprey Fuan Club ウヨウヨ対策課

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Abema TV がいう辺野古の「過激な抗議活動」とは、単に「座り込み」のことだった・・・、大丈夫なのか日本のメディア、日本の公民権意識 !!!

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テレビ朝日アナウンサー小松靖氏が八重山日報の山下夏行氏と辺野古を取材。

 

いやぁ、ほんとうに驚く・・・。

日本のメディア事情。

 

 

ローザ・パークスがモントゴメリーのバスの座席から動こうとしなかった時、

 

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キング牧師が白人専用のデパートで座り込みをした時、

 

Atlanta police arrest Martin Luther King Jr. and students

 

 

ガンジーが塩の行進をした時、

 

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民衆を弾圧する権力側以外の

誰がそれを「過激な抗議活動」と呼んだだろうか。

 

民主主義社会のどこに、

人々の非暴力抵抗運動 (non-violent protest) を、過激な抗議活動と、子どもに教える者があろうか。

 

 

ひどく情けない。

 

Abema TV というテレビ朝日系列のネット番組がリリースした ANN News だ。

 

 

沖縄知事選!辺野古の基地移設…世代間で意見相違?

 (2018/09/03 21:03)

 

 有力とされる候補者が2人います。出馬表明したのは自由党玉城デニー幹事長。その出馬は、翁長知事の遺言にあった思いを受けてのことだといいます。会見場には基地移設に異を唱え続けた翁長知事の帽子が…。沖縄で育った日本人の母と米兵だった父との間に生まれた玉城氏が、翁長知事の遺志を継いで沖縄県知事を目指します。一方の対立候補者が前宜野湾市長の佐喜眞淳氏。基地移設を推進する安倍政権が支援する方針となっていて、玉城氏と佐喜眞氏の一騎打ちが見込まれています。宜野湾市にある普天間飛行場から移設が検討されているのが名護市辺野古…。

 

 工事が中断されてから反対派の活動は落ち着いていますが、去年にアベプラが取材した時には過激な抗議活動が頻繁に行われていました。

 

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ぜひ、ご覧になってほしい。

この動画のどこに「過激な抗議活動」が行われているのか。

 

ここで撮影されているのは、

いつものように無抵抗の市民が

いつものように機動隊に次々と「排除」される、

いつもの画像だ。

 

八重山日報山下夏行記者に同行し、現場で実際に辺野古取材したテレビ朝日アナウンサー小松氏。

 

あなたはこの非暴力の座り込みが「過激な抗議活動」であると断言するに足る根拠を提示することができるのか。

 

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どんどんと機動隊に年寄りや女性や年配者がごぼう抜きされるいつもの現実を前に、これがテレ朝 Abema TV「過激な抗議行動」というのなら、沖縄は抗議せず黙って基地を受け入れろ、という暴力メディアでしかなくなる。

 

この日本には、公民権というものの知識が、ごっそりと欠落しているのではないか。

 

非暴力の抵抗運動、市民的不服従という基本的な民主主義と人権の歴史を、日本の学校では今、ほとんど教えない。

 

非暴力の「座り込み」を「過激な抗議活動」などとニュースメディアが語れば、それはもうそれは民主主義の腐食であり、

 

なによりも虚偽のニュース

完全に誤った語彙で沖縄を伝えるニュースである。

 

実際に、何度も見直してほしい

 

ただ延々と機動隊が無抵抗の市民を強制排除している姿だけだ。それを「過激な抗議活動」 !?

 

Abema TV がネット TV だからといって何でもいいと思ったら大間違いだ。

 

しかも、これはテレビ朝日 ANN ニュースとしてリリースされている。

 

しかも続けてこれだ。

  

そんな名護市を見つめ続けてきた人がいます。市内で土産店を経営する翁長潤さん。

 

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土産店経営・翁長潤さん:

「街の中の空気が政治のこと語れなくなった。そんな雰囲気があるのかなと思って。だから皆、居酒屋行っても何も言わなかった。でも僕、平気で言う人間なので言ったら声がどんどん出てきたんですよ。」

 

小松靖「はあー」

 

翁長潤「マジョリティというか、何も言えなかった人たちが僕もそう思ってた、私もそう思ってたと言ったら、反対派がうろうろしているから何されるか分かんないっていう人がいたので。でも、声上げること大事だよねって言い始めたら、どんどん出てきた。それは感じました」

 

小松靖「はあー、そうだったんですねー」

 

はい、この翁長潤氏。

 

ボギー手登根と共にご出演の、団体名「真実に目覚める会」沖縄代表の翁長潤さんですね。

 

団体名は、『真実への目覚め』というハッピーサイエンス、大川隆法さんの著作と間違えそうですが、

 

そのどんどん出てきた「声」というのは、

チャンネル桜「沖縄の声」のことでしょうか。

  

【アーカイブ】沖縄の声-これを観て真実に目覚めよう[桜H25/12/15] - YouTube

手登根安則 (左)、翁長潤 (中央)。

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そしてまた彼は手登根氏らオスプレイファンクラブの一員でもある。

 

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こうして

 

お墨付きのチャンネル桜オスプレイファンクラブのメンバーを一般の「市民の声」のように演出するのは、

 

あのニュース女子の沖縄取材が、手登根安則氏、我那覇真子氏、依田啓示氏を「地元民」として演出したのと同じ印象操作の手法である。

 

辺野古の非暴力で無抵抗の座り込みを取材しておきながら、それを「過激な抗議活動」としてニュースで報道するのは、決して許されることではない。

 

テレビ朝日はしっかりとアベマTVなる印象操作番組を検証せよ !

 

 

 

 

こんなアナウンサーが朝の顔に !?

政権熱烈支持だと局内で出世するんだ !?

 

abematimes.com

 

八重山日報を語るなら、その本島版を拡大するにあたって全面的なキャンペーンを展開していた手登根安則氏の「八重山日報五千人委員会」(五千人いなかったけど?) と、本土の企業からの資金援助、そして圧倒的な本土からの購入予約なくしては語れませんが !?  アベマ TV の手放しの八重山日報特集・・・。

 

abematimes.com