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産経体質 ① 沖縄ヘイトデマは産経の基幹産業なのか - 新・那覇支局長・杉本康士がさっそくの悪質記事

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こりない産経新聞

同じことを繰り返すだけなのか。

 

産経の新「那覇支局長」杉本康士

 

普天間第二小学校デマの宮本雅史

米兵日本人救出デマの高木桂一

 

そしてなんとお次は

10式戦車杉本康士ときたものだ。

(4月1日からの人事移動)

 

あの米兵日本人救出デマ記事で、自衛隊をも巻き込み、高木桂一をはじめとする関係者五人の処分という騒ぎを起こしたからには、次はもっとまともな記者を、という発想。それは、産経には、ない。

 

懲りない産経の沖縄ヘイトデマは、産経の基幹産業なのか

この人事でわかることは、

産経にとって、沖縄ヘイトデマは、社としての基幹産業のようなもの、なのだろうか。

 

しかも再び手登根と連動か !?

 

手登根のツイッター投稿と符合する産経の記事

で、これ、どっちが元ネタかね (笑) ?

 

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手登根安則 Twitter 投稿

6月21日15時38分

活動家がほとんどいなくなった高江には静寂が戻っています

     ⇩ 

産経新聞 杉本康士 記事

6月21日21時50分

活動家はどこへ消えた? 北部訓練場返還から1年半 「ヘリうるさいが、静寂戻った

 

地元民を「活動家」とよんだり「住民」とよんだり

産経新聞は、高江のオスプレイパット建設に反対していたのは、すべて他所からやってきた「活動家」であるかのような印象操作をさかんにしている。

 

あまりに小狡い印象操作なので、しばし言葉も出ないくらいのエゲツなさだが、これでも地元事情を知らないものをだまし誘導するのは充分な作文なのだろうか。

 

しかし、真実は、

 

高江のヘリパット建設を11年間もくいとめてきたのは、今も昔も、地元の人々をはじめとした県民の地道な反対運動だ。

 

6月24日には高江座り込み11周年報告集会も開かれ、300人が集った。自衛隊配備で揺れる先島との連帯を表明。伊佐真次さんは「私たちも高江の山奥の運動に人が来てくれるのか不安だった。離島も同じだと思う。手を取ってつながりたい」と語った。

高江、先島と連帯声明/座り込み11年 基地建設反対の市民 | 沖縄タイムス紙面掲載記事 | 沖縄タイムス+プラス

 

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高江座り込み11周年報告集会「手をつなごう!軍拡に抗う島々」
伝え合いつながろう。そして、わたしたちは あきらめない!

 

 

さあ、ここで

産経の奇妙奇天烈な論法を紹介しよう。

 

( 1 ) 反対しているのは「住民」なのに、「活動家」だと分裂操作

( 2 ) 住民を疲弊させるのは米軍機と日本政府と新ヘリパット建設だが、「活動家」が諸悪の根源のように転換操作

( 3 ) 同一人物が同時に、被害を受ける「住民」としても、被害をもたらす「活動家」としても記されているが、記事の読者にはそれはわからない偽装記事

 

なぜ、産経が言うところの「活動家」である地元民が、地元民である「活動家」に迷惑をこうむっているなどと、

 

そんなメビウスの輪のような論法を展開できるのだろうか (笑)。

 

どこで何が歪み、すり替えられているのだろうか。

 

産経が決して書こうとしないこと。

 

それは、真の意味で地元民に「迷惑」をかけているのは、誰なのか、ということだ。

 

「活動家」とレッテルを張られた地元民なのか ? 

 

否、それは、むろんヘリパット建設を強行する日本政府であり、そして、高江を囲い込むように作られた米軍の北部演習場と飛び交う軍機の存在である。

 

この一点をごまかすため、反対する県民・地元民を「活動家」と呼び、「活動家」が「地元民」と対立しているように見せかける。

 

こんなメビウスの輪のような奇妙奇天烈な奇論が、なにくわぬ顔で展開されているのだ。

 

6月23日の慰霊の日を前にしての、

新・那覇支局長・杉本康士の、

記事をご覧あれ。

  

活動家はどこへ消えた? 北部訓練場返還から1年半 「ヘリうるさいが、静寂戻った」産経ニュース

 沖縄県の米海兵隊北部訓練場(東村、国頭村)の半分以上の面積が返還されてから22日で1年半となる。昭和47年に沖縄県が本土復帰して以降最大規模の返還だ。 弾薬除去や土壌除染を行った上で地権者に正式返還されてから間もなく半年。かつて現場周辺に集まった活動家の姿はほとんどなく、かつての喧噪(けんそう)は嘘のようだった。

  返還されたのは北部訓練場の7543ヘクタールのうち4010ヘクタール。政府は沖縄の負担軽減の目玉と位置づけている。今年2月には絶滅危惧種のヤンバルホオヒゲコウモリが見つかり、7月に訓練場跡地を国立公園に編入する方針だ。② 世界自然遺産の候補地にもなっている。

 

① 弾薬除去や土壌除染を行った?

2016年12月、北部訓練場の 4,010 ヘクタールが日本側に返還された。そして、1年後の2017年12月、地権者に引き渡された。・・・といっても、その土地の 85%、つまり 3,403 ヘクタール が国有地であり、県有地は 577 ヘクタール、国頭村有地 17ヘクタール、そして、私有地はわずか 13ヘクタール ( ! )である。

 

産経は、一年間で4,010 ヘクタールもの土地の弾薬除去と土壌除染を行ったうえで「地権者」に返還した、などと、その「実績」を強調するが、

 

調査と計画とその予算も含めて一年間で枯葉剤や弾薬やらのクリーンアップができるなど、そんな魔法があったら教えてほしい。実際には、目に見えるレーションなどのごみも放置されているのに、だ。

 

今回の地権者の多くは国有地であり、国が国に返還したというトリッキーな返還劇である。バレないようにしているだけだ。具体的に「弾薬除去と土壌除染」をしたデータがあれば産経はしっかりと記事として出してくればいい。

 

世界自然遺産の候補地?

また世界自然遺産登録については、ユネスコの諮問機関 IUCN は5月4日、「登録延期」という厳しい勧告をだしした。枯葉剤も使っていた北部訓練場跡地。整備も調査や検証すらできていないのに、どうやって自然遺産にできるのか、という話だ。しかし、産経は知っていながらそんなことはオクビも書かない。

 

 「変わったことはないですか? 何かあったら教えてください」

 返還条件として新たに設置されたヘリパッドに近い東村高江地区の ③ 仲嶺久美子区長(68)の携帯電話には折に触れて菅義偉官房長官から連絡がある。集落上空は午後11時近くまで垂直離着陸機オスプレイが飛行することもある。東村議会は20日、集落近くのN4地区にあるヘリパッド2カ所の撤去を求める決議を可決した。

 

③ 仲嶺久美子区長に折に触れて菅義偉官房長官から連絡?

スガが女性の区長に携帯電話で電話をかけてくる、だから何だ ?  それでなにか高江の事態が少しでも改善されていたら、こんなことにはなっていない。ひどくなる一方の状況に、東村議会は20日、6月定例議会北部訓練場内のヘリパッドN4地区の使用禁止と即時撤去を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決している。

 

スガの電話は、単なる女性区長への圧力でしかない。バカにするのもいい加減にしろと言いたい。

 

 日米軍事筋によると、N4地区は兵舎地区の近くにあり、利用価値が高い。防衛省も米軍側に使用頻度を減らすよう求めているが、高江地区の住民は「状況は改善されていない」と口をそろえる。

 その高江地区には ④ 移設工事が完成するまで100人規模の活動家が集まり、「高江の人のため」と訴えていた。住民が不満を募らせる今こそ活発な運動を展開していると思いきや、現場周辺は閑散としていた。政府は8月17日に米軍普天間飛行場宜野湾市)の移設先である名護市辺野古の埋め立てに着手する方針で、活動の主戦場は辺野古に移ったというわけだ。

  ➄ 反対派が設置した高江地区のテントには当番制で2人が陣取っているという。台風6号が接近した今月16日はテントが撤去され、誰もいなかった。政府関係者によると、活動家は正門ゲート前でときおり米軍車両を妨害しているが、組織的な動きはないという。

 14日にテントにいた A さん(47)は、今年4月に高江地区に隣接する国頭村に引っ越した。「いつオスプレイが落ちるか分からない不安と騒音で普通に暮らすことができなくなった」と語る。⑥「機動隊がいて、反対する人たちがいて、罵声が飛び交って…。ずっとあれが続くのは精神的にきつかった」とも打ち明けた。

 

④ 移設工事が完成するまで100人規模の活動家?

地元の反対もよそに、高江のヘリパット工事を年末までに突貫工事。そしてすぐに正月明けから辺野古工事を始めたのだ。どれだけ県民をふりまわし疲弊させているのか。

 

しかし、オスプレイパットの新設を「移設工事」と語る産経にとっては、今の高江の現場は、閑散としたお笑い劇場でしかないのだろう。

 

➄ 反対派が設置した高江地区のテントには当番制で2人が陣取っている?

ここにも地元が設置したとは書かない産経。押さえておきたいのは、「反対派」が設置し、「陣取っている」という高江のテントは、この11年間、場所を変えながらも、ずっと地元の人たちが守り続けてきたものだという事。

 

⑥「反対する人たちがいて、罵声が飛び交って…。ずっとあれが続くのは精神的にきつかった」?

さらに、この記事の犯罪的なまでの悪意と欺瞞に満ちた点。それはこの部分である。A さんご家族を少しでもリアルに知っている人なら、このクソ記事を怒りで破り捨てたくなるだろう。

 

A さんたちが、今もずっとどんな思いで反対し続けてきたか。どれだけの生活を奪われてきたか。

 

それなのに、あたかも「反対するひとたちがいて、罵声が飛び交って、…精神的にきつかった」と「打ち明けた」など、まるで「反対派」のせいで A さん家族が追い詰められたような印象操作をしている点だ。

 

ここにも、実際には住民が反対派なのに、その反対派に住民が迷惑しているとすり替える、産経の忍法メビウス論法がある。

 

この記事の内容が印象操作のない適正なものかどうか、本人に確認してみるがいい。A さん家族が産経新聞を読まず、また SNS もやっていないことをみこしての、狡く醜悪な印象操作だ。

 

 一方で高江地区には今年に入り、1歳の子供を持つ家族が新たに移り住んできた。今も高江地区に残る住民は「ヘリはうるさいが、活動家がいなくなって元の静寂が戻った」と話す。⑥ 活動家は工事車両を阻止するため車で道路をふさぎ、地元住民の検問も行っていたからだ。

 仲嶺区長のもとには今もヘリ騒音に関する苦情が寄せられる。だが、かつて相次いだ活動家に対する苦情はなくなったという。(杉本康士)

 

⑥ 地元住民の検問?

産経は、実におバカなネトウヨ新聞である。

 

違法「検問」をしていたのは住民ではなく警察だ。そのことは裁判で、きっちりと違法判決がでており、賠償命令もくだされている。

 

かたや「私的検問」などという造語を作り、主張しているのは、暴力事件をおこした依田啓示氏の言いワケだが、もちろん裁判では却下された。依田氏が突き飛ばしたのは、依田氏が東村に移住するよりもずっと以前から住んでいる地元の住民だ。

 

その裁判で、裁判官は明確に答えを示した。つまり、「違法」だったのは、依田氏のほうだ。なぜ産経は、有罪判決を受けた依田氏の言葉を真に受けて記事を書くのか。

 

 

興味深いのは、この記事 () の六時間前 (15:31) の手登根安則氏の投稿だ。

 

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しかし実際にはこの通りだ。

地元の女たちも黙ってはいない。

 

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それでも

 

Yahoo! など各種ポータルは

また産経の沖縄デマ記事を津々浦々に配信する。

 

Yahoo! は沖縄デマ記事配信で謝罪したのではなかったか !? 

 

そもそも「活動家」とは誰のことなのか、

そもそも、どこに「活動家」がいるのか !? ということだ。

 

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そもそも杉本康士とは、どのような記者なのか。

 

軍事ジャーナリスト清谷信一氏が、産経コラム『防衛最前線』で、十式戦車の杉本康士を一刀両断。

 

 

●「せめて杉本記者は、現実とアニメの区別を付けては如何でしょうか。」

blogos.com

 

●「杉本記者には良心の呵責がないでしょうかね。」

kiyotani.at.webry.info

 

そんな

トンデモ十式戦車の

那覇支局長・杉本康士氏、

 

今後もしっかりと注視していく必要があるだろう。