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産経体質 ① 遺族の怒りの声をヤジだとごまかす産経の「慰霊の日」は、沖縄にではなく、安倍政権への思いやりで満ちている。

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まーだ、懲りていないようだ。

 

ポータルサイトライブドアニュースが、沖縄「慰霊の日」の産経うようよ記事を拡散する。

 

例年、慰霊の日に産経新聞で恒例となっているのは、安倍総理に不適切なヤジがある、とディスる産経新聞の政治的に不適切な記事である。

 

4人に1人の命を奪われた沖縄では、ある意味で、誰もが沖縄戦の遺族である。それが沖縄の歴史であり生活実感だ。

 

ところが、産経は、ヤジを飛ばす者は「参加者」であり、それに対して「遺族」が迷惑している、というすり替えをおこない印象操作する。

 

「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と話す首相を、「嘘つけ!」と決めつける参列者もいた、

 

それが沖縄戦遺族の

怒涛のように溢れる怒りであることを、

 

産経は決して伝えようとはしない。

 

沖縄戦の追悼式で安倍首相にヤジ 慰霊とは関係ない政治的な動きに遺族困惑

- ライブドアニュース

  • 23日の沖縄全戦没者追悼式で、一部の参列者が安倍首相にヤジを飛ばした
  • 慰霊の場にはふさわしくない政治的なヤジに、多くの参列者は閉口気味
  • 遺族の男性は「首相がせっかく来てくれているので」と残念そうに語った

沖縄戦追悼式で首相に「モリカケ」ヤジ 遺族閉口

 沖縄県糸満市で23日に開かれた沖縄全戦没者追悼式では、一部の参列者が安倍晋三首相のあいさつに対してやじを飛ばした。

 

 近年の追悼式では安倍首相のあいさつをやじで妨害するのが恒例となっており、慰霊とは関係ない政治的動きに遺族からは困惑の声が上がった。

 「モリカケー(森友、加計)」「帰れ」-。追悼式が進み、安倍首相のあいさつが始まることがアナウンスされると、会場では待ってましたといわんばかりにやじが飛び交った。「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と話す首相を、「嘘つけ!」と決めつける参列者もいた。

 会場周辺では、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先である名護市辺野古の周辺で見られるような光景が広がった。「沖縄に米軍基地を押しつける安倍政権 『6・23 慰霊の日』に参加資格なし」と大書された横断幕や、「NO安倍政権」と書かれたプラカードを持った人たちが陣取った。

 やじに理解を示す人もいる。兄ら3人を沖縄戦で亡くした恩納村の女性(79)は「やじは当然のことだと思う。政府は沖縄を防波堤にしようとしていて許せない」と話した。

 ただ、慰霊の場にふさわしくないやじに、多くの参列者は閉口気味だ。沖縄県遺族連合会の宮城篤正会長は「今年もやじがあった。失礼なのでやめてもらいたい」と語った。沖縄戦で父親を亡くしたという糸満市の男性(82)は「首相がせっかく来てくれているので、やじはやめた方がいい」と残念そうに語った。(中村智隆)

 

慰霊の日に、戦没者の慰霊碑と遺族を前に、よくもこんな薄っぺらな偽善とウソがつけるものだ。

 

慰霊の式典にふさわしくない政治的な発言とは、むしろ安倍首相に向けて語られるべき言葉である。

 

基地負担を一方的に押しつけていながら、安倍は「沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいております。」などと言い、怒りをかう。

 

さらに「できることはすべて行う。引き続き、この方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります」などと。安倍首相「私が先頭に立って沖縄の振興を」あいさつ全文

 

そして14歳の力強い少女の平和の問いかけには、決して目を向けようともせず、理解しようともしなかった。

 

いったいどちらが、慰霊の日に「ふさわしくない」態度なのかは、一目瞭然。

 

  

 

そもそも、いつ安倍総理が沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしたのか。

 

安倍総理が山のように「盛り掛け」てくる嘘に、「嘘つき ! 」と言って何が悪い?

 

安倍政権の嘘はとどまることを知らぬ「盛り・掛け」状態。沖縄に対する態度と言ったらもう、恐るべき嘘と不誠実と欺瞞と怠惰と詭弁の連続といってもいい。

 

 舌の乾かぬうちから嘘をつく。

 

だいたい、安倍首相は、この三日後にも嘘をついた。

 

沖縄でのF15の墜落を受け、安倍は「飛行中止の申し入れを行った」と国会で答弁。

 

しかし、政府は米軍にそんな申し入れなどしていないことを防衛省は認めている。つまりウソだ。

 

そのウソをカバーすため、小野寺は「安全管理、再発防止の徹底を強く要請した」ことが、「飛行中止の申し入れ」ということだろう、などと、さらにウソ盛りする。

 

防衛相 “米軍機の墜落事故関連の安倍首相の答弁”を説明 | NHKニュース

沖縄でのアメリカ軍機の墜落事故に関連して、安倍総理大臣は25日国会で「飛行中止の申し入れを、われわれが行った」と答弁しました。これについて、小野寺防衛大臣は、安全管理の徹底を求めたという趣旨だと説明しました。

今月11日、アメリカ軍のF15戦闘機が那覇市の沖合に墜落した事故を受け、安倍総理大臣は25日、参議院予算委員会で「飛行の中止について、われわれが申し入れを行い、2日間だが中止をし、点検をした」と答弁しました。

一方、防衛省は、アメリカ側に対して、F15戦闘機などの飛行の中止要請は行っていないとしています。

これに関連して、小野寺防衛大臣は、記者会見で「安倍総理大臣の答弁は修正する必要があるのではないか」と指摘を受け、「アメリカ側に、安全管理、再発防止の徹底を強く申し入れ、アメリ側が徹底的な点検のため2日間、訓練飛行を中止したという趣旨だと思う」と説明しました。

 

それでも、

産経にとっては、

安倍は不可侵の偶像、崇拝の対象なのか?

 

 産経は、

ヤジなどとごまかすな。

これは遺族の怒りの声である。

 

それにまともに耳を傾けず、

寝たふりをし、

 

不適切なヤジだとごまかすのは、

 

都合のいい本土のエゴだ。

 

そんな

くだらない産経新聞の記事を

うようよしく拡散するなよ、

いいかげんにポータルサイトは。

 

産経の「慰霊の日」は、沖縄にではなく、安倍政権の思いやりで満ちている !